『マッドマックス/怒りのデス・ロード』のロケ地を通過したよ!

 ひゃー、せっかくアフリカ出張のレポートでも書こうと思っているのに、晩飯解散後もホテルの部屋で書類を作っているので、なかなか時間をブログを割いてかけません。しかも、時差ぼけが治らず眠すぎる…!

 

 一つ挙げるとするなら、ナミビアという国にとって『マッドマックス/怒りのデス・ロード』という映画がいかに影響力が強かったか、ということです。『怒りのデス・ロード』はナミビアのスワコプムンドという海岸沿いの観光街にプロダクションが拠点を構え、およそ9ヶ月もの間キャストとスタッフが過ごしたそうです。ナミビアの映画業界には労働力が少なく、逆に言えば当時ナミビアの映像業界に所属していたり、スワコプムンド付近に住んでいた地元民の多くが『怒りのデス・ロード』に関わっていたとのことです。

 

 今回、現地のクルーの何人かと仕事をしていますが、それぞれ全員が『怒りのデス・ロード』となんらかの形で関わっていました。フィクサー(ロケーションの許可申請をしたり、現地クルーの調達などする人)をやっている人や、お母さんがなんと鉄馬の女のスタントダブルをやっている人など、当時の生々しい話を色々聞けて感無量でした。

 

 今日は砂漠を横断したのですが、『怒りのデス・ロード』の1シーンを撮影したと言われる場所を教えてもらってテンションが上がりました。通過しただけなのが大変もったいないですが。



 余談ですが、今回のアフリカ出張とナミビア渡航に備え、話題の『マッドマックス 怒りのデス・ロード/口述記録集 血と汗にまみれたデス・ロード』という本を購入して持ってきたのですが、『MMFR』があまりにも想像を絶する困難を伴って産まれた傑作と知り、面白過ぎて行きの飛行機内で550ページの本を読みきってしまった事を後悔しています。帰りのフライトどうしたらいいんだ!

 ということで、この本は『MMFR』を愛している人なら必読なので、ぜひお勧めします。このブログでも落ち着いたら詳細なレビューを書きたいですが、一体いつ落ち着くんだ!