『SKITBOOK』にて、新作コントを公開しました。
このネタは天啓が降りたかのようにある日突然思い出しまして、正直スーパー視察のニュースもだいぶ時間が経ってしまってはいましたが、思いついてしまったのでやるしかないでしょ、ということで永田町・総理官邸付近でゲリラ撮影を敢行いたしました。
ロケハン行った時点で警察官だらけで、日本にこんなにセキュリティが固いところがあるのか！？とビビり散らかしていましたが、いざ撮影してみると何も問題なくスムーズにできました。動画で見られるように、総理官邸の目の前で撮影しているのに警察からは何も言われませんでした。
今回の撮影で一つ日本の良いところを学んだとすれば、表現の自由がある程度保障されているということです。長きにわたる自民党政権下において、圧力やメディアの勝手な忖度で報道の自由度が下がったり、選挙活動でヤジを飛ばした一般市民が警察に連れて行かれたり、無視できない問題は山積みですがが、それでも総理官邸前で総理大臣にちょっかいをかけたモノマネをしても相手にされないくらいの最低限の表現の自由がありました。これが中国やロシアだったら、というのは言わずもがなですね。
余談ですが、アメリカでビザを剥奪され、荷物だけ取りにアメリカに戻った時に、最後の旅行でホワイトハウスに立ち寄ったんですが、そこに「俺のビザをもう一度有効にしろ！」というボードを掲げたんですけど、何事もなく皆笑ってました。どんだけ酷い政権が誕生しても、民主主義国家はやっぱり最高ですよ！
話を戻しますと、このネタは思いついた時点で勝ちだと思ってましたが、TikTokでも久々にバズったので球筋を完璧に読んでホームラン打ったかのような気持ちよさがありました。なお、本作を編集するにあたり、本家『はじめてのおつかい』は相当研究しましたので、比べてみると面白いかもしれません。30fpsで撮影する徹底ぶり！
