コストコとかいうアメリカ植民地

 今日奥さんと多摩のコストコに初めて行ってきたんだけど、おったまげた。何がって、こんなにもアメリカ文化を持ち込んだ施設を僕は知らない。東京ディズニーリゾートUSJだってちっとはジャパナイズされていると思うけど、コストコはもうまんまアメリカのコストコだった。でっかい芝刈り機とか、クリスマス用のでっかい電灯とか、馬鹿でかいチキンとか、マック&チーズとか、こんなの日本のどこの家庭が置いてるんだよ!っていうデカデカアイテムで盛りだくさん。そもそもコストコに降り立った瞬間にほんのりと匂ってくるピザの香りがもう懐かしくてしょうがなかった。

 

 まあこんなのは序の口で、僕が真に驚いたのはトイレだった。トイレの作りがまんまアメリカの汚いトイレ!いや、もちろん清掃はちゃんとしているのは分かってるんだけど、アメリカで公共のトイレを使ったことのある人なら誰もが共感できる、あの清潔感が皆無なトイレまで再現されているのはビックリした。便器までアメリカ製で、ここまでアメリカに忠実でなくてもいいだろ!

 

 とりあえずアメリカ恋しい人はコストコ行けばいいし、アメリカ行ったことはない人はコストコに行けばアメリカ行った気分になれる。少なくとも、『イコライザー』っぽい何かを感じ取れる。それがコストコである。