本年度のアカデミー賞ノミネートが発表されましたね。
これは僕の持論なんですけど、アカデミー賞ってスポーツなんですよね。別にアカデミー賞に選ばらたからってその作品が偉い訳でもないし、逆にオスカーを逃したからって急にその作品が駄作になる訳でもない。なのに速報で流される結果に人々が一喜一憂するのはスポーツ的な側面があると思うんですよ。自分が応援しているチームや選手の活躍を自分の事の様に喜んだり悲しんだりするのと一緒だからこそ盛り上がるんじゃないでしょうか。
で、この映画界におけるスポーツ的なイベントを僕は最大限楽しむために、2018年から毎年作品賞ノミネート作品を全て鑑賞してから授賞式の生放送を楽しむようにしているんです。これがアメリカに住んでいた頃は当然楽だったんですけど、日本に帰ってきてからは授賞式までにそもそも公開されていない作品が多く困難を極めました。しかし、それでもコロナ以後劇場公開から配信までのスパンが短くなったおかげで、VPNを通す事でアメリカのNetflixやらAmazon Primeやら、時にはHBO MAXに入会したりする事でなんとか去年までノルマを達成することができました。
しかし、今年は特に公開前の作品が多い!しかも最近の自分は映画を観ることよりも作ることに関心が入ってしまい、「気がついたら見逃していた!」という事も多々起きがちです。なので今日は自分へのメモとして、アカデミー賞本番までに日本国内でどの作品がどうやって観れるかをまとめておきたいと思います。
重要事項
アカデミー賞放送日3月10日(日本時間11日)(残り48日)
ノミネート作品とその見方(鑑賞済みには★マーク)
- American Fiction(原題)…現状なし(Amazon作品のため、米Primeで見れる可能性あり)
- 落下の解剖学…2/23劇場公開
- ★バービー…観たい方はAmazon PrimeやApple TVにて購入
- The Holdovers(原題)…米Primeにて購入、もしくはPeacockにて配信
- ★キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン…観たい方はAppleTVにて配信中
- マエストロ その音楽と愛と…Netflixで配信中
- ★オッペンハイマー…観たい方は米Primeにて購入、もしくはPeacockにて配信
- パスト ライブス 再会…日本公開は4月。間に合わない。なので米Prime Video, Apple TV, Google Play, もしくはVuduにて購入。あるいはMAXにて配信予定(配信日未定)
- 哀れなるものたち…1/26劇場公開
- 関心領域…日本公開は5月。間に合わない。しかもアメリカでも限定公開が始まったばかりでされていない!しかし、A24とMAXが配信契約を結んでいるそうで、1月か2月には配信されるのではないか、との情報あり。
いやー、今年はキツい!まだ配信すら始まっていない作品があるので、そもそも全部観れるかどうかが怪しい。またVPN通して観れる作品が増えたとは言え、今円安が馬鹿にならないし、パッと観たところレンタルオプションがない作品が多いので、1作品あたり20ドル=3000円もする。109プレミアムシネマズ新宿じゃないんだからさ!ため息つきながらもどうせ僕は頑張って観てしまうんだ、だってアカデミー狂なんだもの…。