『マエストロ: その音楽と愛と』観たけど…

 昨日ブログの更新できずにいつの間にか寝てました!ここのところの体たらく、本当にすみません…。代わりにと言ってはなんですが、最近『マエストロ: その音楽と愛と』を観たので、その感想をば短く。

 

 ブラッドリー・クーパーキャリー・マリガンの演技は素晴らしい。さすが俳優が監督しているだけあって、すべて役者の迫真の演技をどう撮るか、に拘っている。指揮のシーンなんかは白眉。一方でだからこその物足りなさもあり、演技を上手く見せることに全力を注いでいる分、ストーリーテリングは「よくある伝記もの」に落ち着いてしまっているのは否めない。「良品」ではあるが、今年のオスカーノミネート作の中で突出しているかと言われれば、微妙なところではある。