繋がりのロマン

 昨日参加した飲み会は僕が普段一緒に仕事することが多い人たちで飲んでたんですが、僕が今年参加した海外作品のスタッフが一人、最近出たローリング・ストーンズの新曲『Angry』のMVに参加していたと聞きました。

 

 僕は音楽には疎いですが、高校生の頃からローリング・ストーンズが大好き*1で、まさか僕の知人がストーンズと関わる仕事をしているとは思わずビックリしました。思い出したのは「六次の隔たり」で、これは「自分の知り合いの知り合いをどんどん繋げていくと、6ステップ目で理論上全人類と繋がる」というものです。よくSNSが「知り合いかも?」と知人を提示してきて驚かされることはありますが、あれも六次の隔たりを利用したアルゴリズムだそうです。

 

 さて、その中でも映像業界となるとコミュニティはギュッと狭まります。さらに最近はありがたいことに海外系の現場に行かせてもらうことも多くなり、そうするとそこに参加するスタッフは更に狭まりますが、範囲は海を隔てて英語圏まで飛ぶわけです。すると、僕の知り合いが僕の大好きな映画監督や俳優、アーティストと繋がるステップがうんと短くなるわけです。直接知っている可能性だってあります。

 

 僕が映像業界で働き続きたい理由の一つは、こうした「繋がり」の為です。僕のやっていることと、僕がリスペクトしてきた人たちはどこかで太く繋がっているかもしれません。なんてロマン!