油断

 僕の親父は一つの場所にじっとしていられる人ではないので、何かと理由をつけて外出しようとする。母曰く、緊急事態宣言中も家に留めておくのが大変だったそうだが、宣言が明けてからはコロナがなくなったかのように外出している。今日は勝浦の温泉まで1泊旅行に出かけ、やっと実家に届いた現金給付を取りに行った僕もついでに着いて行くことになった。そうして温泉宿に着き、ニュースを見ると東京都では47人の感染者が出ていた。

 

 まるで僕の父親は「コロナがなくなったかのように」行動していると書いた。高齢の父は糖尿病も抱えており、その向こう見ずな行動を僕はよく非難するが、ふと人の事を言えるのだろうか、とも思う。今週末実家に帰ろうとしたのは、無意識に「もうそろそろ大丈夫のんじゃないか」という油断があったからではないだろうか。

 

 人間社会を動かすのは政治や経済や思想だが、コロナにはもちろんそんなもの関係がない。人々が「あれだけ自粛したから良いじゃないか」と羽を伸ばそうったって、コロナに付け入る隙を与えるだけだ。つくづく厄介な病気だよなぁ、なんて温泉宿で書いたって何の説得力もないな。ちなみにこの宿の駐車場は満車だった。

久々に実家に帰ってます

 諸事情ありまして、3ヶ月ぶりに実家に帰ってきました。一人暮らしには慣れたのですが、やはり実家の居心地の良さは格別ですね。月曜に帰ってくる予定です。と、書いていて気がつきましたが、もう自分の意識の中で帰る先が違うんですね、寂しいなぁ。

史上最もNY訛りが強いお父さん

 モノマネが好きだからでしょうか、僕は「訛り」というものに興味があり、中でも英語のアクセントの違いが大好きなんですけど、今日唐突にYouTubeに登場したNY訛りが強過ぎるお父さんの動画が面白かったです。

 

 NY訛り(というかブルックリン訛りというんでしょうかね)は結構クセが強く、僕は英語で言うならば江戸っ子訛りに似たものを感じます。わかりやすい例で言えば、ロバート・デ・ニーロも強いNY訛りの英語で話しており、大体目を細めて首を振りながらNY訛りで話してればロバート・デ・ニーロのモノマネができるので、デ・ニーロはよくモノマネの対象とされやすいです。


▲デ・ニーロのモノマネをする芸能人たち

 

 では、何がNY訛りかと言いますと、うーん、形容するのが難しいんですが、なんか「ウ」の音が伸びるんですよね。例えば、最初の訛りが強過ぎるお父さんの動画を見ると、「ドッグ」は「ドゥォッグ」、「コーヒー」は「クォーフィー」と発音しています。*1

 

 なお、僕がNYに引っ越した時、最初に大家さんと会う前に電話で話したら、完璧なブルックリン訛りを話していたのですが、実際に顔をあわせると中国系アメリカ人で超ビックリした記憶があります。これは僕が「NY訛り=白人」という、いけないステレオタイプを持っていた悪い例なので、皆さんは気をつけましょう!それにしてもあの大家は今元気にやっているだろうか。

Mastering the American Accent

Mastering the American Accent

  • 作者:Mojsin, Lisa
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: ペーパーバック
 

 

*1:ちなみに、CNNのニュースで読み上げられるような、所謂「標準語」はシカゴなど中西部で話されてる英語とされています。

やっぱりクソなネット広告は増えいていた

 やっぱり!というべきでしょうか、このブログにも以前書いた通り*1、日本に帰ってから見かけるYouTube広告が下世話なものばかりに増えていてイライラしていたのですが、なんとコロナの影響で広告単価が低下したために、怪しい広告が増えた、という背景があったようです。 

 

 

 何度も書いているように、僕は実体験からし広告業界が大嫌いですが、こういう迷惑メールみたいなクソ広告が増えてくると、ちゃんとあの業界にも役割があったんだなぁ、と反省しました。作り手の矜持って大事。まあ、クソはクソだけど。

 

 

遂に日本でサービス開始!Disney+使用感レビュー

 ついに明日6/11から日本でもDisney+が始まる。ということで、アメリカでDisney+にお試し期間中に契約したものの、解約したことをすっかり忘れ、悔しいからVPNを通して優越感に浸りながらDisney+を視聴できていた嫌らしい期間は明日で終わってしまう。なので、皆さんより先に半年ほど早くDisney+を使っていた僕が、Disney+の使用感などをレビューしたいと思う。

f:id:HKtaiyaki:20200610233337p:plain

注1:あくまで使用感のレビューなので、技術的なスペックなどはググってください

注2:このブログの読者ならお分かりでしょうが、僕はウォルト・ディズニー・カンパニーという会社には愛憎入り乱れた複雑な感情を抱いています。その点を加味してお読みいただけるとありがたいです。

続きを読む