年始の台湾旅行中に撮った映像からエモいVlogを作りました

 記事題名が示す通り、台湾旅行から帰ってきてずっと編集していた動画がやっと完成しました。どうぞご覧ください!

 

 2023年になっても今の所なーんの仕事もないので、暇さえあればひたすらこのVlogと向き合っておりました。別に誰に頼まれた映像でもないし、自分で好きなだけ時間かけよう!と決め、今までの作品であまり力を入れてこなかったカラコレと音の編集をなるべく凝って頑張りました。カラコレはあまりにも奥深過ぎて、もっと勉強しないといけないですね…。

 

 編集環境は2020年製のM1 Macbook Proですが、いくら天下のM1と言えども購入して2年も経てば段々4Kの編集が辛くなってきました。特にマスキングが全くスムーズに動かせなくて超絶イライラしました。ちょうどM2とM2 ProモデルのMac MiniMacbookが発表されたので、本気で買おうか悩んでおります…。Apple製品一々高いんだよ!

 

 ブログ読者の皆さんは『台湾旅行記』シリーズを読み返しながら見ると、より情景が鮮明に浮かび上がるかもしれません!いつどの素材を撮ったのかとか!

  

 

 なお、『SKITBOOK』の新作は近いうちに撮るのでお楽しみに!

 

 

クソ曲「トゥトゥヌトゥタン」の謎を追え!

 コロナ禍以降、確実に言えるのはYouTubeを始めとしたSNSで流れてくる広告のクオリティが著しく低くなったことである。不愉快な性差別的なストーリーを展開するクソ漫画、ルッキズムを煽る脱毛のCM、あからさまに日本語のおかしいゲームのCM…。どれもこれも超絶イライラさせるものばかりで、大手広告代理店が作るつまらない白犬のCMとかが映像製品としてどれだけマシなものだったかが思い知らされる。

 

 そんな中、最近悔しいことに頭から離れないCMがある。犬が蜂に刺されないように図形を描いて守るクソゲーの広告である。皆さんも一度はどこかで見かけたことがあるのではないだろうか。

 

 意味のわからないゲーム性、「なんでそうなるんだよ!」と見てて突っ込みたくなる悪手、チープな作り、そして耳触りの悪すぎる「トゥトゥヌトゥタン」の謎のフレーズが繰り返される曲…。スキップボタンが表示されたら連打したくなるくらい不愉快指数MAXな広告である。

 

 しかし、この広告が妙に頭に残ってしまうのは、まさしく「トゥトゥヌトゥタン」の曲の中毒性の高さである。あの甲高い声が本当にイライラするのだが、語呂がいいのか印象に残りやすく、油断すると脳内ループ再生されてしまう。偏見だが、だいたいこういうゲームは中国とかロシアの会社が粗製濫造しているイメージがあるが、この曲は中国語にもロシア語にも聴こえない。一体どこの国のなんという曲なのか…。

 

 という悔しくも気になる疑問を長いこと抱き続けて数ヶ月。ついに見つけたのである

 

 元曲はベトナムの「À THẾ LÀM SAO MÀ À」という曲だ。この曲のコメント欄を見ると、僕と同じようにこの曲を探し求めた可哀想な亡者が世界中から集まっていた。どうやら世界規模で流れている広告のようで、皆この中毒性のある曲にやられてしまったようだ。

▲「ここまで時間をかけて探し当てた自分を誇りに思うと同時に恥ずかしい」「ここまで辿り着いた諸君、おめでとう。君の旅路はここまでだ」「この曲は腹立たしいのに、不思議と同時に中毒的で満足させるものでもある」と世界中からコメントが集まっていた

 

 で、僕はここに辿り着くまででは飽き足らず、そもそも「トゥトゥヌトゥタン」は何を歌っているのかが気になってしまった。コメント欄を更に深く漁ってみると、どうもこの曲はベトナムミームと化した、少年二人の喧嘩している動画をどっかの物好きがサンプリングしたものであり、ベトナムの一部ネット界隈で流行しているようだ。

 ここまで調べて、ようやく僕のクソみたいな知的好奇心が満たされた。インターネットの海は深い。情報の量に溺れてしまいそうになるが、こんなしょうもないことで溺れたくはない…。また無駄な時間を過ごしてしまった。

 

▲オチとしてこのアフィリエイトを貼って今更ながら気付いたが、なぜ柴犬が蜂に刺されるのかが不死でしょうがなかったけど、もしかして「HACHI」と「蜂」をかけている…!?

フリーランスは天邪鬼

 昨日あんな決意表明文みたいな記事を書いていてなんですが、新年に入って初めて飲みに行きまして、羽目を外して飲んでしまって結構酔っ払っているので、本日の更新はお休みにします、すみません!

 

 それにしても、フリーランスとして生計を立てておりますが、先月までの仕事は今月までお金が振り込まれるとして、今月以降の仕事が全く決まっておらず、完全プーの状態です。仕事で忙しい時は休みたいと思ってますが、ぃ休みが続くと不安で仕事がしたいと思うこの頃です。どなたか映像を作って欲しい人を探してる人、僕に声をかけとみませんか…?そんじょそこらの会社よりもいいものは作れますよ!

マイ・2023年ズ・レゾリューション

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

 

 台湾旅行記の連載をようやく終わりましたが、今年の抱負をそういえば書いてなかったですね。新年ももう2週間以上過ぎてしまったというのに、フリーランスとして今仕事がないことも相まってまだ新年休み気分なので、これではいけません。ちょうど今はてなブログがキャンペーン中なので、せっかくなので書いてみましょう。

 

 そうですね、なんといってもまずは『SKITBOOK』ですかね。僕が運営しているこのYouTubeチャンネル、2021年にバズって登録者数5000人を達成したことをピークに、以後は下がり続けて現在4800人を切ろうかというところです。昨年は巻き返しを誓ったのですが、昨夏以降半年に渡る撮影現場に入ったことでいよいよ新作を作る機会がまるでありませんでした。

 

 なので、今年はもっと本腰を入れて新作を作っていきたいと思っていますが、ただ作るのではなく自分が本当に作りたいコントだけを作っていきたいですね。というのも、バズってから以降はどうしても再生回数というものを気にし過ぎてしまっていて、視聴者が見たい(と自分が勝手に思っている)ネタを優先したコントばかり作ってしまって、結果としてなんだか消化不良の作品ばかり作ってしまっていた気がします。

 

 ということで、今年は初心に立ち帰り、面白い社会風刺作品を作ることに専念していきたいと思っていますし、数字は後からついてくればいいや、という気楽な気持ちでやっていけたらと思います。なので、まだチャンネル登録されていない方は、この機会にぜひ『SKITBOOK』を登録していただけると嬉しいです!

 

 そして動画作りもそうですが、やはり映画を撮りたいですね。毎年行っているような気がしますが、自分もそろそろもう若くないので脚本を今年こそは書いていかないといい加減に不味い気がします。昨夏に入った現場が海外基準のいいギャラで、「これで暮らしていけるんだったらいいじゃん」とか思っていたんですけど、それはあくまで自分で映画を撮るための通過点であってゴールではありません。いろんな現場を見てきて経験も積んできたと思うので、そろそろアウトプットしていきたいですね。

 

 最後に、やっぱりこのブログですね。このブログは毎日更新を自分に課したルールにしていますが、昨年は忙しさのあまりに満足に更新できず、読者の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。今年も既に1日分更新が遅れておりますが、なるべく毎日アクセスしたくなるような、読み応えのある文章を書いていきたいと思っております。とはいっても、仕事で忙しい時はどうしようもないので、無理もし過ぎないように暇な時に書き溜めるなど、何かしらの対策は講じていきたいですね。

 

 といっている割には、早速本日のブログは皆さんに読んでもらうためというよりは、自分に釘を刺すための更新となりましたが、僕がまたブログサボり始めたら「話が違ぇじゃねーか、バーカ!」と罵ってください。ということで、本年も当ブログを皆様よろしくお願いします!

 

 なお、前も書いた気がしますが、英語で新年の目標は「New Year's Resolution」といいます。映像の仕事をやっていると「Resolution」は「解像度」が真っ先にくるので意味がわかりませんが、今調べたら「決断」という意味もあるんですね。余談でした。

 

 

台湾旅行記 vol.8 〜行きて帰りし物語〜

1月8日

 マクドナルド事件*1から一夜明けて。このAirbnbはオーナーさんが朝食も用意してくれているが、想像以上に豪華だった。全て地元で採れた材料をもとにヘルパーさんとわざわざ作ってくれた。

 

 義妹とそのボーイフレンドのアメリカ人は13日まで残るが、僕と婚約者は明日の便で成田に帰る。つまり、二組であちこち行ってきた台湾旅行も今日でお別れ。宜蘭駅まで送ってもらい、最後はお別れのハグを交わす。あれだけ笑わせてくれた喧嘩漫才をもう見れないのが少し寂しい。またぜひ空いたいので、二人がいつか夫婦になってくれることを祈る。

 

 1時間かけて台北へ戻る。特にすることもなかったが、僕はこの旅の道中自分のポートフォリオのためにずっと映像を撮影しており、どうしても台湾橋に行きたかった。というのも、台湾はバイクの交通量が多いことで有名な国だが、その中でも台湾橋の高速出口ではトンデモない量のバイクが出てくることで有名なのだ。

 

 ホテルに荷物だけ預かってもらうと、婚約者に頼んで台湾橋に連れて行ってくれるようタクシードライバーに頼んだら、鼻で笑われた。というのも、平日朝のラッシュアワーでこそバイクの洪水が見られるのであって、今行っても大した量ではないよ、とのことだ。婚約者も正直行きたくなさそうだったが、僕はそれでも見たい!ということで無理を承知で台湾橋へ向かう。

 

 さてはて、台湾橋へ到着するや否や、バイクの大群が見られるではないか!と興奮していると、婚約者やタクシードライバーは笑っている。曰く、こんなのは台湾では全然大したことのない量のバイクだそうだ。それでも、日本人の僕にとっては凄いバイクの数で、ハシャいで動画や写真をたくさん撮った。この台湾旅行のVlogは近日公開予定なので、乞うご期待!


 昼は僕のアメリカ留学時代の後輩が実は今台北にいるというので、合流してランチ。可愛らしい彼女さんを連れてきたが、彼は1年以上台湾にいるも、彼女と出会った3ヶ月前まで中国語は全く話せなかったらしい!しかし、今は僕よりもずっと会話ができているので、げに愛のパワーというのは偉大である。いやーそれにしてもしかし、一方で2年以上も一緒にいるのに一向に中国語が上達しない僕は情けないものである。なお、僕と後輩は僕がアーカンソーを離れてなんと6年以上会っていなかったことが発覚し、その間逞しく生きてきた彼の話を聞けて良かった。お互いに元気そうで何よりだ。

 

 はてさて、その後は台北川沿いの「大稲埕碼頭貨櫃市集」に行く。ここは横浜とかお台場のように、水辺に沿ってオシャレな出店や写真スポットが並ぶウォーターフロントである。ちょうど夕景に差し掛かる頃で、とても綺麗な景色だったが、周りを見渡すと結構外国人やLGBTカップルも少なくない。以前書いた通り、本当に台湾というのは小さい島国ながら多少性に富んだ国である。

 

 はてさて、実はこの日は婚約者の誕生日であった。しかし、台北が何も分からない僕は残念なことに何もできず、台北に住む婚約者の親友がレストランやケーキなど全てセッティングしてくれた。またもや本当に情けなくて申し訳ないが、プレゼントは日本で用意しているから勘弁しておくれ…。この日3人で食べたのは客家料理。また食べきれない量が出てきたが、いい加減この感じにも慣れてきた。婚約者の親友がテイクアウトして向こう何日かはこれで暮らすそう。

 

 散々遊び尽くし、寝るためだけのホテルに泊まり、4時おきに備えて早めに寝る。

 

1月9日

 長かった台湾旅行もいよいよ終わるが、最終日にして軽い事件。台湾ではLINEがLINEタクシーというサービスを展開していて、Uberみたいに配車ができるのだが、前日に予約していたはずのタクシーが来ない。

 

 15分遅れて派手なテスラがやってきたが、謝るのではなく開口一番「朝早いな〜」だったそうだ。(もちろん僕は中国語が分からなかったので、後から婚約者にそう聞いた。)早朝で交通量があまりないとはいえ、赤信号は無視したり結構スピード出したりするし、僕が日本人だと知ると雑談しながら高速でずっとテスラに搭載されているGoogleマップで日本の地図を出しながら遊んでいる。なお、このドライバーよく喋るなぁと思っていたら、ウトウトしていたので寝ないように婚約者が敢えて色々話しかけていたらしい。

 

 無事に事故は起こさず、なんとか空港に辿り着く。ドライバーが婚約者に次に来台した時に備えて電話番号を渡していたけど、まあ使わないだろうなぁ…。チェックインもスムーズに行き、お土産を買ってセキュリティを通る。

 

 実は爆破予行があって遅れていた行きの飛行機*2とは異なり、帰りの便も時間通りに来た。台湾に来る時はあれだけ色々あったくせに、帰りはまるで台湾に「はよ帰れ」と言われんばかりのスムーズさ。まあ1週間もいたからね。あまり寂しさを感じないのは、台湾がもう僕の新しい故郷になっているからである。来年もどころか、これから何十年とお世話になります。