ミシシッピのホテルが奴隷屋敷みたいだよ!

 楽しかったニューオーリンズを離れ、ジョーンズボロへの帰路へ。一気に7時間運転するのは辛いので(まあ二ヶ月前によくやってたけど)、ミシシッピ州の州都ジャクソンで一泊。

 

 州都の癖にジャクソンは何もなくてつまらない。ただ、泊まってるホテルは豪華なんだけど、これ。

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 奴隷屋敷にしか見えないんだよね。『ジャンゴ』とか『それでも夜は明ける』とかで見たよ、こういう家!

 

 ただ、この建物自体は1908年に実業家が住居として建てたものなので、奴隷制時代とは関係はないみたいだ。でも南部には未だにあちこちに奴隷制時代の名残がある負の遺産が残っている。

 

 そういえばニューオーリンズを発つ前に第二次世界大戦博物館にも行ってきた。アメリカはアメリカの自由と民主主義を守る名目で戦争に参加したが、戦争中でも黒人は隔離制作していたし、日系市民を強制収容所に押し入れた。残虐非道なナチス大日本帝国ばかり責められるのかと思ったら、そういったF・ルーズヴェルト政権時代のアメリカの偽善的な一面にも焦点を当てていて、中々に面白い博物館だった。