映画ブロガーとしての逡巡

 実はTwitterにずっと感想を書けていないのだが、『ハウス・オブ・グッチ』と『クライ・マッチョ』を2週間前に見ている。ぶっちゃけ、両方ともなんだかなぁ、という気持ちにさせられる作品である。当然リドリー・スコットクリント・イーストウッドも天才なので、ある程度の出来に仕上がっているのは間違いないのだけれども、二人のキャリアの中で突出して良いというわけでもない。こういう映画の感想が一番書きにくく、明日ツイートしよう、明日ツイートしようと放っているうちに2週間経ってしまって、大体映画の内容も忘れているのである。長いこと映画ブログをやっている以上、小洒落たことを書きたいし、リドスコイーストウッドの新作ならばなおさら独自の視点で何か書きたいというのが映画ブロガーとしての矜持だが、印象に残ってないもんは残ってない。つまらない、とまだ断罪できる方がマシだ。だって良いところも(確か)あったんだもん。良いところも悪いところも言語化しにくい、微妙な作品を2本連続見てしまったキマリの悪さ、共感できる人はいるかしら?と、ブログネタ不足を紛らわせるためにここでグダグダ書いたからには明日書かざるを得なくなりましたね。