今日『ファントム・スレッド』ようやく見終わって記事題名通り。もうてっぺん回ってしまったし明日も仕事があるので、以下全作品一言づつ雑感。
『君の名前で僕を呼んで』
普通。葛藤があんまりないのが微妙で、『ムーンライト』のあとでこれは分が悪い。
『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』
今年の「何故最優秀作品賞候補にノミネートされたのかよく分からない」枠。こういう役者の力だけで見せる映画ってあんまり好きじゃない。でも奇しくも『ダンケルク』と繋がってるのが面白い。
『ダンケルク』
大好きなノーラン作品ということもあり、色々と思うところはあるのだが、ノーランが作品賞取るべきタイミングはもっと他にあったと思う。でも『ダンケルク』については去年4回も 記事を書いており、それほど感情が揺さぶられた映画ではある。
『ゲット・アウト』
去年ベストに選んだ作品ということもあり超好きな作品なんだけど、まさかアカデミー賞にノミネートされるとは思いもしなかったから驚いた。
『レディ・バード』
面白かったし好きな作品ではあるけれど、絶賛されすぎな気はする。
『ファントム・スレッド』
グロテスクな恋愛関係にゾクゾクきた。完璧を追い求めるファッション・デザイナーはダニエル=デイ・ルイスそのもの。
『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』
僕がスピルバーグ贔屓というのもあるけど、最高・オブ・ザ・最高。でも絶対に作品賞取らないよね。
『シェイプ・オブ・ウォーター』
弱者に寄り添った物語が素晴らしく、『グレイテスト・なんとか』とかいう某ミュージカルとは大違い。
『スリー・ビルボード』
南部いい。前半と後半で大きく変わるキャラに人間性への希望を感じる。
今日は超雑に書きましたが、今週末はいよいよオスカー中継なので、また去年みたいに「もしも僕がアカデミー協会員だったらごっこ」を今週中にやるよ!