Waaa...Saaa...BIIIIIII!!!!!

今週のお題「苦手だったもの」

 僕は今でもそうなんだけど辛いものが苦手で、ワサビも長いこと食べられなかった。が、ある日突然わさびの美味しさに目覚めた日は覚えていて、それは大学時代にサークル仲間の家でつるんでいた時、突然先輩が新鮮なブリの刺身を買ってきたんだな。先輩が包丁でテキトーに切った肉厚なブリの刺身を皆でシェアして食べたんだけど、醤油皿は一つでそこに僕の意見を聞きもせずに勝手にワサビが投入されていた。唐揚げにレモンをかけても怒らないけど、醤油にわさびを入れるかは聞いてよ!と当時の僕は思ったものだ。

 

 でも仕方なしに泣く泣くブリッブリのブリの刺身をワサビ醬油につけて食べたら、これが美味いのなんの!あれだけ避けていたワサビがこんなにもアクセントを加えてくれるんだって衝撃を受けた。その日以来ワサビが大丈夫になったし、今ではそばにもステーキにもワサビをつけるくらい大好きになった。

 

 でも、辛さにも種類はあると思うんだけど、僕はワサビ以外の辛さはいまだに無理。納豆は大好きだけど、辛子は入れたくない。一回、グワカモレかと思ってサルサ・ヴェルデっていうメキシコの激辛ソースに間違えてチップスをディップインして食べた時は死ぬかと思った。末の弟はいい年下社会人なのに、いまだにサビ抜きの寿司を注文するんだ。多分、うちの家の食育が甘ちゃん仕様だったんだな。のくせに、父親は死ぬほど辛い鍋が好きなんだ。よくわからんな!