創作意欲に溺れてしまいそう…

 もう2023年も残すところ1ヶ月と少しだが、今が今年1番忙しい。仕事のオファーが次々と来てしまったこともあるのだが、その合間を縫ってYouTubeチャンネルの『SKITBOOK』を制作している。

 

 ちょっと思うところがあり、昨年あたりから忙しさを言い訳にサボり気味だった『SKITBOOK』を本気でやってみようじゃないかという事で、最近はとりあえず毎週一本のコンテンツを作ることを目標としている。うちのチャンネルはしっかりした演出が入った風刺コントチャンネルなので、他のYouTuberたちみたいに毎日や週数本更新する訳にもいかず、これが限界。

 

 かと言って毎週撮影して編集して公開していたらマトモに仕事ができないので、とりあえず月に1日3本のコントを撮って、毎週時間をかけて1本づつ公開して、最後の週はあまり手のかからないポッドキャストを配信して翌月のコント制作への準備をする、というサイクルを組んでみた。

 

 当初は我ながら見事な計画立てだ!と思ったが、月3本のコント制作は想像以上に大変で、常にネタが尽きて直前まで準備が開始できず、撮影もバタバタで、仕事と並行しながらする編集も時間がキツキツで、ようやく3本公開できたと思えばもう次のコントを考えないといけず…という悪循環に陥ってしまっている。

 

 もうあまりにも忙しくて、最近は映画やドラマはおろか、ゲームすらする時間がない。そしてこんなに寝る間を惜しんで作ったコント公開したら再生数が回らなかったり叩かれたりして結構しょげるが、落ち込んでる間もなく次々にコントを作らないといけないのだ。

 

 ただ、大変は大変なのだけど、今は凄く楽しいのも事実だ。創作意欲に飢えていて、仕事をしながら自分のやりたいことをやれているのは会社員時代からは考えられず、贅沢な事だ。でも、楽しいから全てOKというわけでもなく、正直に言ってストレスフルだ。自分がやりたいからやっているのであって、誰にもこの責任感を押し付けたり共有したりすることはできない。お金もフリーランスの身としてはキツいほどかかっている。

 

 自分の創作意欲のせいで溺れてしまいそうだ。でも、マグロみたいに泳ぎ続けるしかないのだ。いつかは誰かに釣ってもらえるかも知れない…。