パワハラは魂を殺す

 久しぶりにパワハラを受けた。「すみません」と謝ってもネチネチ追従して人格否定してくるタイプのパワハラ。LINEのメッセージ上だったからこそか、余計に脳裏に焼きついて1日気が落ち込んでしまった。僕は前の会社で酷いパワハラを受けたので、そういったものと無縁になるためにフリーランスの道を選んだが、結局は腐っても映像業界。こういう人はゴキブリのようにふとした瞬間に現れる。

 

 唯一の救いは、単発仕事なので、あと1週間我慢すればもう一緒にいる必要はないのだ。マクロな視点で見れば、ちょっとした事故みたいなもので、大したことじゃない。でも、どうポジティブに考えてもこれからあと1週間毎日起こると考えられる理不尽を思うと、どうしたって気分が憂鬱になる。なんなら、終わった後も引きずってしまいそうだし、このまま年末を迎えるのも嫌だ。

 

 そう、パワハラっていうのは、こういうどうでもいいことを人にクヨクヨと永遠に考えさせてしまう、本当に有害な行為なんだ。しかもパワハラは叱責を受けている自分が悪いと錯覚させる悪しき術で、会社にいた2年間は自分の能力への自己否定を続ける毎日で本当に辛かった。日本に帰ってきてやっと自由になった今が一番楽しいと思っていたのに、再びあの暗黒時代を思い返して本当に嫌になる。パワハラは魂を殺す。

 

 …ああ、どうも昨日今日と、ネガティブな更新ばかりですみませんね。いいニュースといえば、『岸田総理のはじめてのおつかい』がTikTokで100万再生を超えましたよ!そしてTikTokでも収益化が始まり嬉しいことに認定されまして、まだまだ制作費を補填するには至らないが『SKITBOOK』のコンテンツで始めて万単位でお金がもらえた。今日みたいなクソみたいな目に遭うたびに、より一層自分の創作活動だけで生きていくためのモチベーションになる。どんとこいよ、パワハラ