最近見た映画を忘れないうちに…

 また昨日も更新しませんでした、ここのところの体たらくっぷりはすみません!一応、3時くらいまで編集の仕事をしていたので、許してください…。

 

 まあ、でも休んじゃいました、っていうのもアレなので、最近観たけどTwitterに感想を書いていない映画を忘れないうちに羅列していきます。といっても、もうだいぶ忘れているので、やっぱり記憶が新しいうちにTwitterには書かないとダメですね…。

 

  • キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン ★★★ オープニングからエンディングショットのキレまで、流石スコセッシと言わざるを得ない。そもそもオイルマネーにより潤っていた先住民がいたことを知らなかったので、その知的好奇心を満たされ、現代にも通じる白人(マジョリティ)によるマイノリティ搾取の物語、さらにはディカプリオの情けなくとも間に囚われた男の哀愁漂う演技など、いいところをあげればキリがない。欠点は尺の長さで膀胱が大変だったことだが、尺の長さがダレることは一切なかった。
  • 首 ★☆☆ うーん…。僕には面白いとは思えなかったが、これも『君たちはどう生きるか』と一緒で、多分一般の視聴者の理解なんかどうでもいいとさえ思っていそうな達人の芸術表現追究、という点では楽しんだ。ここまで好き放題の作品を潤沢な予算でやらせてもらえる作家って、もう北野武宮崎駿くらいしかいないのでは?
  • ナポレオン ★☆☆ うーん…。スコセッシよりも北野武よりも北野武よりも歳をとったリドリー・スコットの映画だが、こちらはあまり許容しようとは思える面白さじゃなかったなぁ…。ブログにも前に書いたけど、まさかモラハラ夫が嫁にしつこくLINEするような映画だとは思わなかったよ!あと、フランスの歴史評論家の批判に対するリドスコの態度もいただけない。
  • マーベルズ ★★☆ 悪評を先に聞いていたため、思ったよりは楽しめた口。こういうのでいいんだよ、という軽さはあった作品だけど、軽さゆえに半年後には忘れていそうな映画ではあった。それにしても、スクラル人の扱いがあまりにも酷すぎでは…『シークレット・インベージョン』とは一体何だったのか。あと、『スター・トレック』的な趣がある映画だとは思った。
  • ウィッシュ ★☆☆ こちらも悪評を先に聞いていたため、思ったよりは楽しかった。ただ、「ディズニー100周年」にあまりにも焦点を当てすぎていて、ファンを喜ばせることのみに特化したオマージュの数々は、昨今の『スター・ウォーズ』とかMCUの悪いところばかり出ていて流石はディズニー。あの王国のシステムもよく分からず、ストーリーにロジックもなく、オリジナリティをもう少し詰めて欲しかった。テーマ曲は数日間頭に残るくらい良い。全体的につまらなくはなかったけど、特段面白くもない感じ。あ、字幕版で見たんだけど、なんで短編は吹き替え字幕なの?