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2月に観た映画の感想

まあ、せっかくブログとなって編集が簡単になった事だし、

定期的にこうした形でTwitterで感想を書いた映画について

140字という枠に囚われずもう少し踏み込んで書いてみようかと思います。

 

今回書いた映画は『ディック&ジェーン/復讐は最高!』『LOOPER/ルーパー』『レ・ミゼラブル』『ゴーストライダー』『ゴーストライダー2』『ムーンライズ・キングダム』『デッド寿司』『ダイ・ハード/ラスト・デイ』『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』『オズの魔法使』『仁義なき戦い/完結編』『伝説のロックスター再生計画!』『エンド・オブ・ザ・ワールド』『小悪魔はなぜモテる?!』『フラッシュバックメモリーズ3D』『ハート・ロッカー』『アウトロー』の18本。ちょっと分量多いですよ。

 

初ツイート時の誤字脱字については直してません。悪しからず。

 


 

 製作に大好きなジャド・アパトーとニコラス・ストーラーが参加してたから観た。この二人の映画は恋愛や友情の指南書みたいな映画を撮る事が多いんだけど、『ディック&ジェーン』は単純に娯楽要素を重視して書いた印象。『おかしな泥棒ディック&ジェーン』という1977年のコメディのリメイク作品らしい。

 

 下ネタの多いアパトー作品にしては珍しく、そっち系のネタは控えめ。むしろこっちの方が日本人のテイストに合うかも。『ふたりの男とひとりの女』でも思ったけど、ジム・キャリーの身体能力は凄いなぁ


Fun with Dick and Jane trailer

 

 

 書いた通りで、ネットとかで評価を見ると本当に賛否が分かれている。低予算なりに工夫した画作りとか、設定を活かした斬新な描写とか、個人的にはツボった作品なんですけどね。とはいいつつも、スマブラ疲れのせいか途中眠気に襲われたのも事実で、ドラマパートは少し退屈かもしれない。あとやっぱり[超能力展開]がなぁ…。あれが一番の不満ですかな。ちなみに町山さんの2012年ベスト1らしいです。ただエガちゃんが秘宝でボロクソに貶してた


LOOPER - Official Trailer - In Theaters 9/28

 

 

 親孝行と称して母親を連れて観に行った。まぁ、金払ったのは親ですけども。母は結構満足したそうで、ずっと鼻をグジュグジュやっていた。僕もそんなに嫌いというわけではなかったんだけど、やはり雰囲気だけで持っていっている気がする。

 

 だって個々のエピソードとか淡々と進み過ぎてない?迫力のある歌で誤摩化されているけど、なんか事務作業のように物語が進行している。サシャ=バロン・コーエンの扱いとか非常にもったいないよ…。

 

 だけど家で気がつくと『レ・ミゼラブル』の歌を鼻歌で歌っているので、悔しいけどちょっとハマっている証拠。あと、そこへ母が必ず「24601!」とネタをぶち込んでくる。面白い人である。 


Les Misérables - Clip: "Javert Releases Prisoner 24601 On Parole"

 

 

 セットで。「清々しいほどのバカ映画」といいつつも、やはりぶっ飛んだ『ゴーストライダー2』と比べると1作目は抑えめで大人しい。劇場でも観客の集中力が驚くほど無くて、皆真面目なシーンでもゲラゲラ笑ってた。

 非常にハイテンションな映画で、2作目の監督は『アドレナリン』シリーズのマーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラーコンビ。こっちは未鑑賞で、この前気になってTSUTAYAでパッケージを観ると、

 「毒を盛られ、アドレナリンを一定値以上放出していないと死んでしまう凄腕スナイパーが、乱闘、ドラッグ、暴走、SEX、ありとあらゆる“興奮”を求めて奔走しまくる!!! 止まれば死んでしまう一人『スピード』状態!残された時間はあと1時間、今回運ぶのは自分の“命”!! 絶対に止まれない!! ノンストップ超絶アクションムービー!!!

というハイテンションな粗筋に笑ってしまった。借りようかと思ったけど、まぁ、僕もそんなにヒマではないので、他の映画を借りました。ただ今の所最も気になっている映画ではあるので、そのうち借りるかと思います。

↓『アドレナリン2』はこのパッケージがもうヤバいよね。

 

あと何回も紹介している素晴らしすぎるニコラス・ケイジ狂気に満ちた演技。


映画『 ゴーストライダー2』特別映像

 

 

 

 ステキな映画だった。ちょっとロリの人歓喜な映画でもあります。今までアンダーソン作品には興味が無かったけど、カメラワークとかが粋で幅広く支持されている理由が分かった。今度は『ダージリン急行』『ファンタスティック Mr.Fox』辺りを観たい。

 

 この作品も下ネタが全然ない。でも登場人物たちの言動が可笑しくって仕様がない。というか、自分が如何に下品なコメディしか観てないかを思い知らされた。


『ムーンライズ・キングダム』予告編

 

 

 とにかく衝撃だった。新宿武蔵野館での上映最後の回を先輩に誘われて観たけど、レイトショーだったし正直メンドクサイなーとか思ったり、先輩が間違って僕の分まで一般料金で払ってしまってマジかよーなんて思ったり、最初の10分が本当に酷過ぎて死ね!(注:映画に対して)なんて思ったりしてたんだけど、本当に初めて人が死ぬ辺りから何かが吹っ切れて爆笑、終始笑いが止まらなかった。1800円じゃ安すぎる映画体験だったので、観賞後はむしろ先輩に感謝の気持ちでいっぱいだった。

 

 とにかく最強にバカすぎる。『ゴーストライダー』なんてハッキリ言って目じゃない。『デッド寿司』を観た別の先輩からの受け売りだけど、「全力で0点を取りにいっている」から面白いし評価されているんだなぁ。(Yahoo映画平均点4.29点はビビった。)今度吉祥寺のバウスシアターでやるので、この映画を布教すべく高校の友人たちとまた観に行くと思います。2月観た映画の中では最もオススメしたい映画でした。 


映画 『デッド寿司』 予告編 Dead Sushi (Long Version) Trailer HD

 

 

 公開日はTwitterが炎上状態で面白かった。それで心の準備ができていたためか、『ダイ・ハード』は人生ベスト級に好きな映画だったのに平常心で観れた。まぁ『ダイ・ハード』を冠していなければ問題は無かったと思うよ。

 

 ただ、「運の悪さは遺伝する!」なんて宣伝しておきながら、今回は巻き込まれるどころか完全に殺しにいってますからね。いつも通り「イピカイエー」とぼやくかと思ったら「Let's kill them all!」って怖いよ!あと観た人全員が言ってるけど、クライマックスからラストにかけての展開は開いた口が塞がらなかった。ネタバレ気にしないで言っちゃうけど、脚本家がフワッフワとした認識原発問題を描いているのが問題だと思う。

 

 観賞後に一緒に観に行った先輩とKFCで協議した結果、続編は「アフリカ大陸全土で白血病のワクチンを求めてジョン・マクレーン反抗期の孫とともに奔走する」というまたフワッフワとした内容になるだろうと予想。もちろん、ラストではルーシーが空港に迎えにくるぜ!


Die Hard(ダイハード) Guyz Nite (日本語訳詞付)

 

 

 北米Amazonで傑作と評されている平成ガメラ三部作Blu-rayボックスを買ったので、その予習で鑑賞(『ガメラ』第1作は鑑賞済み)。『ゴジラ』と比べると、やはりこのシリーズはとても子どもっぽすぎるなぁ。純に楽しむ為には少し年をとり過ぎてしまった事が悲しかった…。

 

 話は変わるけど、そういえば『フランケンウィニー』でガメラオマージュがあったのは日本人として嬉しかったですね。

 

 

 事前に観た友達が「宗教的テーマとかあるんだろうけど、オレにはよく分からなかった」と言っていたので身構えたけど、普通にサバイバル映画として面白い!難解なテーマがあっても、映画としても面白くない『ツリー・オブ・ライフ』や『ヱヴァQ』なんかより遥かにマシだよ!全体的に画が奇麗なのも魅力的。IMAX3Dでの鑑賞をオススメします。

 

 あと動物園映画としても最高!クソみたいな邦題に騙されがちだが、トラだけじゃなくて色んな映画が出てくる。特にミーアキャットが可愛すぎるので、是非劇場で確認して下さい。


『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』 - 予告編 (日本語字幕)

 

 

 まず驚かされるのは、金が相当かかっているであろうセット。特にドロシーが一番最初に行くマンチキンの国が色とりどりで楽しい雰囲気を演出、一番ディズニー映画「らしく」みえる部分。実際にWikipediaを観てみるとやっぱり公開当時は赤字だったそうな。また、今度公開される『オズ/はじまりの戦い』で白黒からカラーになるのも、この映画を踏まえての演出だったんですね。そしてよく言われているように、『オズ』は[その作品の存在自体]が『オズの魔法使』のネタバレ。

 

 ところで、有名なこの歌が『オズの魔法使』の曲だったって初めて知った。


Judy Garland - Over The Rainbow (Subtitiles)

 

 

 ようやく広島シリーズを全部観れた。この時代の邦画は何を観ても面白いから好き。しかし5作品通して菅原文太の兄さんは激動の15年を生きた事になるが、全く見た目は変わりませんな。一方、金子信雄演じる山守義男はちゃんと年月を感じさせるメイクを施してある。山守親分の初登場の台詞が「姉ちゃん、ええケツしてるの〜」で、本当にどうしようもねえなと笑ってしまった。

 

 次は北九州シリーズ3本ですね。それが終わったら新シリーズ2本、先は長いな…。

<初回生産限定>仁義なき戦い Blu‐ray BOX [Blu-ray]

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 先に述べたジャド・アパトー製作×ニコラス・ストーラー監督の作品。このスピンオフ元(っていう日本語で合ってる?)である『寝取られ男のラブ♂バカンス』はチンカスの塊みたいな邦題だけど、原題は"Forgetting Sarah Marshall" で「サラ・マーシャルを忘れちゃう」。

 

 サラ・マーシャルとはジェイソン・シーゲル演じる主人公ピーターの彼女の名前。ピーターはサラと同棲していたが、ある日突然サラに振られてしまい、傷心旅行でハワイに行く。しかし、そこで偶然サラ・マーシャルと鉢合わせてしまい…。『寝取られ男のラブ♂バカンス』はアパトーが妻のレスリー・マンとの新婚旅行でハワイに行った経験と、本作の脚本も書いているジェイソン・シーゲルの失恋体験を基としているらしい。そのためかゲラゲラと笑えるコメディにはなっているんだけど、どこか身につまされるような思いを抱いてしまう。そういえば同じアパトー製作の『スーパーバッド/童貞ウォーズ』も俳優セス・ローゲンの自叙伝的内容だったね。

 

 そして本作はその『寝取られ男のラブ♂バカンス』に出てきたバカなロック・スター、アルダス・スノーにスポットを当てたスピンオフ。前作にも出演したジョナ・ヒル(日本ではすっかり『マネーボール』で有名になりましたが、元は本当に下品なコメディアンですからね)が今回も登場するが、何故か役は別。

 

 『寝取られ〜』がダメ男の恋愛教科書みたいなラブコメだった一方、『伝説のロックスター〜』はアパトーっぽいブロマンス映画にジャンルがシフト。ただし、さっきも書いたように『寝取られ〜』はシーゲルの失恋が基となっているのでリアルで深いんだけど、それと比べてしまうと今作は強引な脚本が気になる。他のアパトー印のブロマンスと比較してもちょっと薄っぺらいかな。それでもギャグは相変わらずのクォリティで面白いので、観て損は無いです。


寝取られ男のラブ・バカンス 予告編

 


'Get Him to the Greek' Trailer

 

 

 去年から気になっていて、花くまゆうさくさんがオススメしていたこともあり、急いでヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2013」で鑑賞。スティーブ・カレルが主演だったので爆笑コメディを期待していたら、ラブコメどころかラブストーリーだった。スティーブ・カレルは奥さんから逃げられた夫という役で、ずっと不機嫌そうな演技。一方、一緒に旅をする事になるキーラ・ナイトレイがキュートで花を添え、個人的な映画体験だが『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』以来6年ぶりにスクリーンで見かけた。性格が正反対の二人が地球滅亡を前に出会った二人が、それぞれの目的のために旅をする。その道中で様々な出来事に出会い、影響を受ける。劇中の音楽も素晴らしく、印象的なラストも含め、非常にステキな映画でした。

 

 ところで2012年がマヤの予言ブームだったためか、今年は地球滅亡系コメディが多い気がする。まずはエドガー・ライトが6年ぶりにサイモン・ペグ、ニック・フロストと手を組んだ"At World's End"(奇しくも『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の副題)。そして待望のセス・ローゲン初監督作で親友のジェームズ・フランコも出演している"This is the End"。両方とも傑作臭しかしないのでとても楽しみ。ちなみにコメディじゃないけど『メランコリア』(2011)も未見ですが地球滅亡映画でした。


映画「エンド・オブ・ザ・ワールド」予告編 

 

 

 エマ・ストーンが大好きなのでずっと楽しみにしていた。そしたら案の定の傑作だった。ただ、劇中で明らかの様に『緋文字』という文学作品が元ネタとなっているらしく、自分にそういう教養の無いのが残念だった。スクールカーストが描かれている辺り、なんとなく『桐島、部活やめるってよ』を思い出した。アメリカの学園コメディではどれも描かれてるけどね。邦題問題についてはもはや触れたくもない。 


映画『イージーA』 - オリジナル予告編 (日本語字幕) 

 

 

 話題になっている通り、3D表現が素晴らしい。作中に登場するGOMAの手記で"I believed future"とbelievedが過去形で使われており、また物販のTシャツに"Future is Now!"とあったように、映画のテーマは、というか記憶障害のGOMAが伝えたいメッセージは「今を生きろ!」 ということであり、劇中使われていた3Dの手法は理にかなっている。最近「3D映画は害悪」という論が主流だけど、3D好きとしてはこういう映画がもっと増えて欲しい。あ、でもやっぱり、この内容のドキュメンタリーでこの手法を選んだのが天才的なのであって、他の映画でやってもなぁ…。

 

 ところでエンドロールで「おっ」と思ったのが、予告編を製作したのが『先生を流産させる会』の内藤瑛亮監督。


フラッシュバックメモリーズ[3D]特報 

 

 

 家で布団に入りながら観てたけど、何と言っても緊迫感が凄まじく、ずっと布団を抱きしめてた。本作と既に『ゼロ・ダーク・サーティ』を観た友人2人が共に「キャサリン・ビグロー絶対チンコある」って言ってて笑えたとともに納得。ただ、上半身裸の兵士二人が取っ組み合いをするシーンは危うくBLっぽくて、こういう所は女性っぽいなぁと思った。家族の写真を見て「お前結婚してるのか…」ってガッカリするシーンもあるし!

 

 噂の町山×宇多丸の大討論も聞いた。どちらが正しいという訳ではないけど、町山さんが論客としてはとにかく強すぎるので、判官びいき宇多丸を応援してしまう。ただ、宇多丸が声を荒げたり感情的になってたので「これは負けたなぁ…」とすぐに感じた。ディベートは感情的になっちゃダメだという事を学んだ。


映画『ハート・ロッカー』予告編 

 

 

 最近は本当になんでしょうね、バカ映画が流行ってるのか。『エクスペンダブルズ2』以降公開されるアクション映画がどれも80年代に乱造されたアクション映画そっくりじゃない?その代表が『ダイ・ハード/ラスト・デイ』なわけで。(ただし、そういった80年代に跋扈するアクション映画の中で革命をもたらしたのが『ダイ・ハード』だということは忘れちゃいけない)。あと今度公開されるシュワルツェネッガー『ラスト・スタンド』やスタローン『バレット』も予告編を観る限りそうだなぁ。トムクル主演『アウトロー』も例に漏れずバカアクション映画でした。クライマックスは凄腕スナイパー集団に対して近距離線に持ち込む!

 

 ただし、バカなのはアクション部分だけで、サスペンスの謎解き部分はしっかりしていて楽しめた。真犯人は冒頭で分かるので、『古畑任三郎』のような感じか。あ、でも分からない、楽しめたのは僕がバカだっただけかもしれない。


トム・クルーズ主演『アウトロー』予告編

  


二月に新しく観た映画の感想は以上です。

それぞれについてはあまり多くは書いてませんが、

やはり結構分量がかかって大変でした。

実は2月は『テッド』も観たのですが、

こちらは本当に大好きな映画なので別にレビューを書きます。