グッバイ、チャーリー

 当初2週間の出張予定が1週間で終わり、ようやく明日NYに帰る。北国の田舎町に出張しており、毎回食べる場所のレパートリーが少なくて困っていたが、最終日ということで初日に行ったチャーリーの韓国料理店*1で〆ようと思っていたら、日曜は閉まっていた。仕方がないので別の韓国料理店で食べたが、またあの愛嬌のあるチャーリーを最後に見れずに残念だった。

 

 田舎なので大抵のお店は20:00で閉まる。解散するには少し早いので、カジノへ行くことにした。ギャンブルが苦手な僕はバカラなどの割とシンプルなゲームが好きだがあいにくバカラが見つからなかったので、赤と黒で賭けられるルーレットに行くと、大量のチップを様々なナンバーに賭けている勢いのある東洋人のおじいさんがいた。

 

 

 

チャーリーだった。

 

 

 

 えええええーーーーーーーっ!!と僕らが驚いていると、チャーリーも僕らに気づいてレストランで見せたあの愛嬌のある笑顔で「ヘーイ、コンニチハ!」と挨拶をする。しかし、すぐさま目を台に戻し自分の思った通りに賭けが言っていないと「シバッ!(注:韓国語でファック)と悪態をついていた。スタッフや周りの客からも「運が悪かったなチャーリー」などと名前を覚えられていたので、よほどの常連だということが伺える。きっと月〜土で稼いだ金を全て日曜に溶かしているのだろう。

 

 ちなみに奥さんも同じカジノ内のスロットで荒稼ぎしていた。面白夫婦かよ!

 

*1: