ツイッターでこちらの記事が話題となっております。
僕は人権派ですが、映画館でスマホを使う人間だけは積極的に差別します。オンラインアプリで出会ってデートしてるどんなに可愛い相手でも、上映中にスマホを使ったのを見た瞬間に猿か何かと一緒にいるのかと錯覚を起こします。仲間と一緒に映画を観に行って上映中にスマホをイジり出した瞬間にそいつの歩んできた人生全てを見下したくなります。この世が人種や性別ではなく、映画鑑賞中にスマホをイジる人間を迫害する文化があったならば、僕はその世界のナチスや白人優位主義者みたいな位置にいるに違いありません。
しかしこの記事に対して心底絶望的な気分になるのは、ツイッター上で賛否両論を呼んでいるからです。「賛」否が起きている理由がマジで理解ができません。「上映中のスマホくらいで寛容さを失う文化はいずれ閉塞すると思います」みたいなリベラルアピールしたツイートを見かけた時は発狂してそいつの個人情報を特定してダークウェブにでも流したくなりました。(※しませんが!!)
たかだか2時間位の間、「スマホを使っちゃダメだ」と明確に言われている空間でスマホを我慢できずに使う人間が蔓延する文化の方が衰退するに決まってんだろ!頭沸いてんのか!
しかし、日本の観客はマナーが断然いい方だと思います。このブログでも何度も書いていますが、初めてアメリカの映画館に行った時にはスマホを使う人の多さにビックリしましたし、映画館に勤めている友達と映画を観に行った時に上映中にスナップチャットでフラッシュでセルフィーを撮られた時は絶句で顎の関節が外れました。友達でもデートの相手でも一緒に映画を観に行った時は大体がスマホをイジリだすので、この世界線では残念ながらマイノリティは僕の方なんだと悟り、友達と映画に行くことは最早自ら避けるようになりました。皆いい人なので顔では笑っていますが、内心では「全員スマホが突然爆発して顔に破片がぶっ刺さって死んでくれないかな〜」とすら思います。
あ、思い出したついでに書きますが、僕が通ってたアーカンソーの大学で語学クラスで教えている先生がですね、Facebookで堂々と『キャプテン・マーベル』を観てる写真をあげてたんですよ。
その先生は元々なんでもFacebookにあげちゃうSNS中毒気味ではあったのですが、「Movie Time」ってなんだよ、教職者の癖に倫理観もねーのかと思って呆れてコメントしたんですよ。
上映中にスマホを使わないでください
そうしたらこの先生からこんなコメントが返ってきたものです。
あら、オイラは上映中ずっと使ってたでブヒよ。
画面の明るさも最大にして、マナーモードにもしなかったでブヒよ。
怒りのあまり思わず訳に悪意が篭ってしまいましたが、アメリカ人らしいユーモアたっぷり(と本人は思ってる)のサーカズム(皮肉)で返してきたのが更にこの人の捻じ曲がった根性を表していると思います。このクソしょうもないコメントに😂をつけているやつも釘付金属バットで思いっきり脳天かち割ってやりたいですね。これ以来僕はこの人への教員としてのリスペクトを一切失いました。
はっきり行って、たかだか2時間、長くても3時間スマホをイジれないと不安になるなんて歴とした依存症ですよ。病院に行って治療した方がいい。ちなみに上の記事では若者世代をスマホを使う代表として叩いていますが、僕の経験上注意しても聞かないクソオヤジも多いです。世代というよりは今の時代の問題だと思います。芸能人の薬物問題を叩くなら、こっちも立派な社会問題として取り上げて欲しい。本当に全員ファックオフですよ。ファック!