僕はただ楽しくオンライン飲み会をしたかっただけなのに……。どうしてこんな目に……。
経緯
昨日(12/26)、僕は以前から告知していた通り、当ブログ主催のオンライン忘年会を企画していた。今回で5日目の配信となるため、ある程度は慣れてきていて、余裕を持って17:00頃に21:00に行うライブ配信予約をした。
タイトルは「【SUPERBAD-ASS presents】〜ファックオフ2020〜オンライン忘年会」。
これで後は時間になるまで待つだけと、その前に夕飯をこしらえるために買い出しに出かけてる間、Gmailアプリから通知を受けた。僕は今回のオンライン忘年会の実施にあたり、お便りを募集していたので、嬉々としてメールを開けると次のような文面だった。
ハァーーーーッ!?
頭が真っ白になった。全くもって意味が分からなすぎる。僕がオンライン忘年会を行う予定だったチャンネルは完全に個人用で、僕が学生時代に撮った自主映画や、ブログで使用するために使う動画を投稿したり、定期的にブログ読者とのオンライン飲み会を開くために使っているだけだった。
今すぐ再審査請求して3時間後のオンライン忘年会に間に合うとは思えないので、とりあえず、今回は僕がオリジナルコントを発表しているサブチャンネルの『SKITBOOK』の方でライブ配信しようと思ったら、『SKITBOOK』のアカウントが開けない。ここで気が付いて更に血の気が引いたのだが、『SKITBOOK』は僕のメインチャンネル(Taiyaki HK)に紐づけられていたため、メインチャンネルが凍結されてしまうとサブチャンネルの『SKITBOOK』にもアクセスができないのだ。
これはまずい、非常にまずい。不幸中の幸いか、『SKITBOOK』のチャンネル自体は消されていないものの、管理ができないので、これから新作をアップすることはできない。コロナ禍の中、何かできることはないかと考え、それなりに力を入れて始めたのが『SKITBOOK』というチャンネルだったので虚無感が半端無い。
そういはいっても致し方がないので、昨日の配信は急遽Twitchのアカウントを取得して、慣れないプラットフォームだったために余計にグダグダした放送をしてしまった次第であった。(それでも楽しかったので、懲りずにまたやりたいです、また、来てくれた方はありがとうございました!)
問題点
僕のメインチャンネルが削除されてしまったことによる問題点をあげる。
①サブチャンネル『SKITBOOK』の管理ができない。
先述したばかりだが、これが一番堪えるし辛い。正直メインチャンネルよりもこちらに力を入れていた。チャンネルを開設してから半年、まだ70人くらいの登録者数であったが、それでも0から少しずつ地道に獲得したチャンネル登録者数だ。僕が作って来たスケッチ/コントを見れば、いかに1本1本丁寧に動画を作って来たかわかると思うし、この70人という数は僕が作った動画を「面白い」と思ってくれた人の数だと思っている。
新作動画を出すたびに3桁を超える再生回数は稼いでいたし、確実に毎回成長が見えていたチャンネルだった故に悲しみが大きい。新しくチャンネルを始めてもいいが、これまで獲得した登録者数、評価の数、再生数など、全てリセットした状態でまた1から始めないといけないのはかなり辛い。また、つい最近新作を出したばかりで、これのアナリティクスが見れないので分析できないのが痛い。
②僕のメインチャンネルが開けないの辛い。
当たり前だけど、これも辛い。『SKITBOOK』のコントもそうだけれども、僕が過去に作って来た動画は最悪外付けHDの中に入っているのでいつでも観れるが、何よりもそれを見てくれた人の反応(視聴者数、評価数、コメントなど)がもうみれないのが悲しい。
あと、普通に常日頃YouTubeを鑑賞していた時に使っていたチャンネルなので、僕自身が登録しているチャンネルや作っていた再生リストが消えてしまったのは日常生活に支障をきたすレベルでかなりダルい。ショックのあまり、いまだにスマホやiPadからYouTubeのアプリを開けないでいる。
③映画を数本購入している。
後から思い出して腹たったが、YouTube上で金を出して買っている映画がいくつかある。当然アクセスできないのでそれらの映画も見れないが、垢BANするならまず返金するのが筋だろ、バカヤロー、てめー、このやろー。
チャンネル解除された考えられる理由
正直分かりません。だって、YouTubeが教えてくれないんだもん。何か僕が悪いことをしているんだったら、問題の動画について警告を送るのがまず筋だろう。また、仮に悪い動画を投稿していたにしても、それを教えないでただ垢BANするんだったら、次同じ間違えだって犯しかねないじゃないか。そして、当然であるが、僕はYouTubeのコミュニティガイドランを大きく破るような動画は投稿していないし、するはずがない。
それでも考えられる理由は今の所2つある。
①予定していたライブ配信のタイトルがまずかった。
まあ、思いっきり「ファック」って使ってますからね。YouTubeのAIプロトコルが自動的に反応してチャンネル削除した可能性は高い。ただ、僕は2020年に対して「ファックオフ」と言っているわけであって、タイトルをちゃんと最後まで読んでくれたらこれからポルノ配信を行うわけでないのは明白だ。仮にタイトルに問題があったとしても、禁止ワード設定にしたり、ライブ配信を停止したり、いろいろ対策のしようがあるわけで、いきなりチャンネル停止という重大な決断に至るのは理解ができない。
②著作権上の問題があった。
過去のオンライン飲み会配信を行った時に、リクエストを募集して既存の映画サントラをバックグラウンドに流したことがあり、YouTubeから注意を受けたことはあった。
ただ、メールにも書いてある通り、「著作権侵害の警告ではない」とYouTubeサイド自身が言っているし、これが原因でアカウントのステータスが変わることもない。しかも、このアーカイブ放送が視聴されるたびに、著作権者にお金が入っているのである。これが原因でイエローカードなしで一発退場は少し考えにくい。
再審査請求をしてみた結果
とにもかくにも、チャンネルの回復ができる手段があるならなんだってする。まず手始めとして、メールにも書いてある通り、再審査請求を送ってみた。「チャンネルが誤って停止された理由を簡潔に書いてください」とあったので、正直に「わからないし、不当である、理由を教えて欲しい」ということを懇切丁寧に大学受験の国語の試験以来の脳を使って空欄を長々と埋めた。すると、返って来たのは以下の回答だった。
だから、理由を言え!理由を!
ほんと「ただAIが書きました」みたいな不誠実な返答で腹がたつ。そもそも、昨日の夜送ったということは、これを受けっとったGoogleのオフィスは週末な訳で、とても生身の人間が審査しているとは到底思えない。
ダメ元でもう一度、今度は「『ファック』という単語の使用が語弊を招いたのでは?」といった内容の再審査請求を再度送ってみたところ…
マジふざけんな!
僕はアメリカでコーディネータ時代、撮影申請とかで色々な企業に問い合わせをしてきたが、世界的大企業であればあるほど窓口にたどり着くことは難しく、大抵電話はおろかメールアドレスだって置かれていない。そりゃ、まあそんなものを設置したら一体どれだけの問い合わせが来るかを考えたら処理しきれないのは理解できるが、だからといってこういう理不尽な事態が起きた時に責任持って対処する窓口がないのはあんまりではないか。
YouTubeは「好きなことで、生きていく」というスローガンを出し、クリエイターたちを奨励して来た。僕のような弱小YouTuberにとって収益化はまだ夢のまた夢だが、YouTubeからの広告収入を糧にしている人たちだっているだろう。それがある日、こうしてなんの理由もなしにプラットフォームが奪われ、収入源が絶たれる可能性だってあるのだ。いわば、GoogleとYouTubeに生殺与奪の件を握られているのだ!(流行りに乗ってみた)
とにもかくにも、せっかく小さな火がついた『SKITBOOK』をこのまま終わらせるわけにはいかない。コーディネーター時代に培ったあらゆる「問い合わせ力」で、なんとかYouTube中枢に辿り着くことを試みるので、是非見守っていただけると幸いである。