ステイホームカラオケ

 僕は三度の飯よりカラオケが好きだが、当然コロナが始まってからカラオケには行けてない。というか、なんなら日本に帰ってきてから行ってない。そろそろ恋しく思っていると、Nintendo SwitchJOYSOUNDが提供しているカラオケアプリを見つけた。通常はチケット制で利用時間に合わせてお金を前払いするのだが、今日はキャンペーンでなんと19:00まで無料と聞いて早速ダウンロード。

 

 アプリを開くとNintendo Switch用のUSBマイクがあれば、カラオケルームさながらの歌唱が楽しめるのだという。今日の19:00までなのでAmazonで注文している暇もなく、ステイホームの息抜きの散歩がてら、近くの家電量販店までマイクを買いに行ったのである。不要不急の外出はしないように呼びかけられているが、僕はステイホームを楽しむためにどうしても今日中にカラオケがしたいので、これは必要緊急な外出だな!

【任天堂純正品】ニンテンドーUSBマイク

【任天堂純正品】ニンテンドーUSBマイク

  • 発売日: 2018/04/02
  • メディア: Video Game
 

 

 が、このSwitch用カラオケマイクは住宅街の家電量販店で販売するには少しニッチすぎたようで、残念ながら置かれていなかった。かといって、老人ホームで使用されているような高級本格カラオケマイクを買うのもバカらしので、1500円ぽっちのBUFFALO製リモート会議用のデスクマイクを代わりに買ってきた。純正品だろうが安もんだろうが、どうせUSBでつなげればなんでもいいのだろう。仮に使えなかったとしても、またオンライン飲み会で使えばいいんだし。

BUFFALO マイクロフォン USB接続 小型スタンドタイプ

BUFFALO マイクロフォン USB接続 小型スタンドタイプ

  • 発売日: 2018/02/27
  • メディア: Personal Computers
 

 

 が、少々この見立てが甘く、ウキウキしてSwitchに接続してみたものの、Switch本体の音がどうしても出てこない。どうもこのマイクスタンドは入力だけでなく、出力デバイスとしても認識されてしまうようだ。さ、流石安物…!

 

 レジに持って行ったときは使えなくてもいいか、と漫然に考えていたが、このためだけにリスクを冒して外出したので、どうしてもカラオケを楽しみたい気持ちが大きくなった。試行錯誤した結果、パソコンにマイクを繋ぎ、そのままパソコンをミキサー兼スピーカーとして使用し、リアルタイムでマイク音声を出力することにした。これが苦労の末に生まれたTaiyaki流自宅カラオケシステムである!

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 実際に歌ってみた感触としては、パソコンの安っぽいスピーカーから流れる音声は絶妙にエコーがかかっていて、いい塩梅の「カラオケ感」が生み出される。音の大きさもたかが知れているし、うちは防音もしっかりした上に真昼間だったので、コロナ感染を気にすることなく久しぶりのカラオケを満喫できた。

 

 ただ、一つだけ問題点があるとするならば、やはり時節柄友人などとグループで歌えないので、必然的に自分ばかりが歌うことになり、とてつもなく体力を消耗するということだろうか…。にしても、この「歌いすぎて喉がガラガラになる」というのも、なんだか懐かしい体験であった。またいつかカラオケルームで三密状態で歌い踊り狂いたいものだ。

 

 

 

 こんな風に、今回の緊急事態宣言は前回と違って大分勝手がわかっているので、ポジティブにいろいろ楽しんでいく所存である。またオンライン飲み会なども懲りずに企画して行こうと思っていますので、参加していただけると嬉しいです。