『ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド』に今更ながらハマって抜け出せない!

  • 本当にもう何年遅れで記事を書いているんだって話ですが、昨日からNintendo Switchゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド(以下ブレワイ)』をプレーし初めまして、これが聞いていた以上にヤバいゲームで新年早々時間が吸い込まれていきます。
  • もともと『ブレワイ』は2020年末にNintendo Switchを買った際にダウンロードしていたのですが、かなり作り込んだゲームだと聞いていたので時間がある時にやろうやろうと先延ばしにしていたら1年経過してしましました。このタイミングでプレーしようと思った理由は今月末に発売される『Pokémon Legends アルセウス』が『ブレワイ』を意識した作りになっていると聞いたので、じゃあ予習ついでにやっておくかと思ったわけです…が!
  • ゲームを初めて「はじまりの台地」に降り立ち、まずはこれからプレイする世界の広大さに驚愕したのですが、そのうち歩き回っていると半端ない自由度の高さに驚かされました。なんいったって、できないことがない!大抵のゲームだったらただの障害物である木も切り倒せる、巨石を押し転がせる、草木を焼ける、目に見えた壁全部よじ登れる、狩ができる、虫や魚を捕まえられる、料理ができる、泳げる、滑空できる...etc。あまりにも色々できるので、そう言った細かい事でわーきゃー楽しんでいるうちに2時間は経っていて更にビックリしました。
  • 朝・昼・夜の1日の流れは過去作からあったにせよ、天候や気温まで1日で変わり、それがゲームの進行に影響を与えるのはビビりました。
  • まだ冒頭も冒頭なのにここまでやりこんでいるのは、マップがあまりにも濃密でディテールに富んでいるからです。オープンワールド系のゲームは数えるほどしかやったことがありませんが、ほとんどが単調なモブ敵キャラクターの使い回しやアクションの繰り返しで構成されたミッションだらけで飽きたりします。
  • が、今のところ『ブレワイ』にはマップの隅々まで遊びが隠されていまして、どれもこれも全部内容が異なります。大抵草原を歩いていて何か不思議なものを見つけて行ってみると、必ずイベントがあり、それをクリアするとまた別の不思議なものを発見し…の繰り返しです。時間がすぐに溶けます。
  • あまりにも自由すぎて、話を聞くには最初からラスボスがいる場所まで行けるそうですが、当然序盤はステータスが整っていないので素人はまず勝てないそうです。ただ、やる気を出せば勝利できる、というのが恐ろしいところです。
  • これがまた『ブレワイ』の上手いところで、広大なマップの連続で世界が構成されているのですが、最初のマップである「はじまりの台地」はその名の通り台地にあるので、次のマップに行くにはパラーセルを手に入れて滑空しないと死んでしまいます。つまり、先ほど述べた最初から行けるラスボスもそうですが、ちゃんと世界観の成り立ちと行動制限が理にかなっていて、自由っちゃ自由だけど自然とプレイヤーは作り手の思惑通りストーリーを進めていくことになるのです。
  • というのも、僕は『ポケモン』の『BW』以降の単調な一本道のマップにはかなり不満を抱いていて、『剣盾』なんかはマップだけじゃなくてストーリーも酷い出来で完全にオンライン対戦ゲームにシフトしていたので、『Legends アルセウス』が異色作なら『ブレワイ』に倣った作りになっているといいなぁと思うのですが…。
  • ところで、『ブレワイ』をプレイした時の没入感は去年公開された『フリーガイ』や『マトリックス』を思い出しました。モブキャラの一つ一つのセリフまで作り込んでいて、野生の動植物の生態もあまりにもリアル。Nintendo Switchの電源をつけて『ブレワイ』の世界に入った時、「ただいま」と言いたくなるような感覚があるんですね。まさにバーチャル世界とはこのことで、新年は色々と頑張ると一昨日の記事で書いたばかりですが、今月はずっと『ブレワイ』に時間が吸い取られると考えると今から嬉々として戦々恐々しています。