コロナ療養期vol1

  • キッカケは喉の軽い痛みだった。現在参加している現場の長期出張でホテルに滞在しており、「ん?ホテルの冷房が乾燥してたのかな?」くらいの気分だった。
  • が、その日の夜にかけてどんどん体調が悪くなっていった。仕事が早朝3:00に終わり、ホテルに帰る頃には喉の痛みがより風邪っぽいものに変わり、体温を測ると37.4℃あった。微熱だが、一応この現場で配られている抗原検査キットを使用すると陰性であった。
  • 翌朝。体温を測ると37.8℃とまだ微熱が続いている。もう一度抗原検査キットを使ってみるが、またも陰性。
  • しかし。この現場では8月に入ってから続々とコロナ感染者が出ており、数日前にロケ地に移動するバスの近くで座っていたスタッフが陽性が発覚していたこともあって、かなり不安を覚えた僕は現場のコロナ対策班に連絡してPCR検査を受けた。
  • 夕方。早くも結果が出て陽性だった。「ああ、やっぱりな」という気持ちで、意外にもショックは受けなかった。この日、Twitterのフォロワーの方と会ってご飯を食べる予定だったので、抗原検査の結果を信じて行動しなくて本当に良かったと心から安堵した。
  • これから10日間の隔離だそうで、本体の撮影スタッフが東京に戻っても僕はこのままホテル療養。やることもないので、とにかく寝ることにした。
  • 寝苦しさで2時間おきに起きる。夜23:00ごろ、体温を測ると39.1℃まで上がっていた。事前にコンビニで物資を買い揃えていたが、解熱剤などの薬を買わなかったことを後悔。それでも、やることはないので寝るしかない。
  • 自分の場合、幸いなことに味覚も嗅覚も今のところは問題がない。ご飯も食べられるが、昨晩は喉が痛すぎて唾やポカリを飲むたびに激痛が走って参った。でもなぜかおにぎりは食べられた程度なので、そこまで酷い炎症は起こしていないのかも。
  • 今朝。目が覚めると、体が少し冷えていた。体温を測ると37.8℃まで下がっていて一安心。喉の痛みも無くなったけれど、今度は咳と痰が出るようになった。小さい頃は喘息持ちで、大人になっても風邪をひくと咳が1ヶ月近く続くくらい肺は強くないので、このまま悪化しないか少し不安ではある。
  • とはいうものの、今の所世に効く症状と比べれば軽症であるし、こうしてPCの前に座ってパソコンも書けている。せっかくワクチン打ったのに、まだコロナにかかるって聞いてた話と違うよ!と文句も言いそうになるが、まあワクチンをちゃんと打ってたからこそちょっと重い風邪程度の症状で済んでいるのかもしれない。まだワクチン接種していない人、絶対に打ちに行きましょう。
  • が、まだコロナを発症してから3日目なので、油断は禁物である。ホテルに缶詰状態で、やることもほとんどないのでただひたすら寝るしかないので、また寝ます。『シャイニング』みたいに狂いそうになるな…!