訃報は悲しい気持ちになるので、最近は避けていたんですけど、やはり今回は書かざるを得ません。
近年は『マンダロリアン』でのグリーフ・カリガ役で好演を見せていましたが、僕はやはり『ロッキー』シリーズのアポロが大好きでしたので、本当に悲しいです。『ロッキー』シリーズでは既に故人となっていましたが、カール・ウェザース本人はまだまだ現役で、監督業でも素晴らしい才能を発揮しており、73歳というご年齢も考えるとこれから先のキャリアも楽しみだっただけに、早逝が悔やまれます。
スタローンもインスタに追悼ビデオを投稿していまして、スライが悲しみの中絞り出した美しい言葉にウルっときてしまい、それもリロイ・ニーマンが描いた有名なロッキー対アポロの絵画の前で撮影されているのにさらに泣かされます。これから『クリード』を見返したら、ついつい重ねて見てしまいそうです。
いつも誰かが亡くなるたびに書いていることですが、スターは亡くなっても彼らが残した傑作の中で生き続きます。最後に『プレデター』の有名なシーンでお送りしましょう。
Dillon, you son of a bitch!