政治で遊ぶな。

 ここ最近の東京都都知事選の選挙関連ニュースにはハラワタが煮えくりかえっている。

 

 これは比喩でもなんでもなく、政治で人は死ぬ。経済も教育も文化も農業も何もかも、国民が生きるかは死ぬかは政治次第だ。なぜ北朝鮮で国民が飢えに苦しみ、ロシアで善良な市民が牢屋にぶち込まれ、中国で情報が検閲され、イスラエルで虐殺が起きているか。これは全て政治が失敗した結果に他ならない。

 

 ポピュリズムが台頭している時代、日本のみならず色物候補者や泡沫候補がいる国は世界にたくさんある。しかしそれは国民の非選挙権と選挙権と民主主義が最低限保障されている国だからこそできる、究極に贅沢な「遊び」なのだ。

 

 そして、その贅沢さには民主主義が十分発展している国の国民としては自覚しないといけない。僕たちは世界のどこかで水や食糧に飢えている人がいるのを知っているからこそ、水や食べ物の貴重さがわかるし、それらの資源を無駄にしている子供がいたら叱るはずだ。同様に、ヌードポスター貼ったりポスター枠を広告費として売るような、政治で無駄に遊んでいる人間は、良識のある大人が叱ってやらないといけない。

 

 ふざけんなよ、本当に。