スマホを落としただけなのに

 洗い物をしている時に、誤ってスマホを鍋の中に落としてしまって、スマホが水に半分浸かってしまった。僕クラスのおっちょこちょいになると、こういうトラブルは経験し慣れたもんで、冷静にスマホの電源をすぐに落とし水分を拭き取って、ジップロックの中にパンパンのお米と一緒に詰める。前に同じミスをした時に、対処法を調べると米が水分を吸い取るとのことだ。ただ、期間はいつまでだったっけと調べると、24時間とのこと。もちろん、その間スマホは一切使えない。昨日、妙に筆が乗って『STAND BY ME ドラえもん 2』の記事を書いて3時くらいに寝たせいだろうか、ちょっとうっかりしてしまったなぁ。

 

 正直水に浸かったのはスマホの上半身半分くらいで、ケースもつけていたので故障とかはそんなに心配はしていない。その間、スマホが使えないという方にむしろソワソワする。その後、予定があって出かけなきゃいけなかったのだけれども、久しぶりにスマホというか携帯電話なしで家を出た。やはり何某かの違和感が拭えないのだけれども、例えば信号待ちしているちょっとの時間でも僕はTwitterポケモンGOで遊んでいて、今日はそれがなくてやけに信号が長く感じたのだから、普段どれだけ自分がスマホに依存していたかが実感できてちょっと反省した。徒歩のスピードも気持ち速いし、電車の中でも久しぶりに読書をしてなんだか心地いい。ほんの20年前までは、これが世の中のスタンダードだったはずなんだけどね。

 

 とはいえ、スマホがない時代に戻りたい、みたいな「オトナ帝国」の連中のようなイタいことは言わない。文明の利器最高、インターネッツ最高。24時間経ったらジップロック開封して、スマホを救出した米で祝いのご飯を炊くのだ。スマホの表面は色々な菌やウイルスがついて汚いというけれど、米は研ぐし高熱で殺菌処理されるから大丈夫。という知識も、これまたNYでネズミ被害があった時に、ネットで調べて得た知ったものだ。やはりインターネットは便利である。

スマホを落としただけなのに

スマホを落としただけなのに

  • 発売日: 2019/04/17
  • メディア: Prime Video