子供たちのリスペクトを勝ち取りたかったらYouTuberを名乗れ!

 昨日の話。今度の映画祭出品予定の作品は合成を多用するため、僕が住んでいる共同住宅に備えついてある運動場で撮影していた。ちょうど15時台で小学校を終えた子供たちが集まっていたので、撮影が困難になることが予想されたが、意外と子供たちはずっと僕とカメラマンのことを静かに見守っていたので撮影がしやすかった。

 

 短い素材なのでおよそ10分ほど経って撮影が終わり、カメラとジンバルを片付けていると子供たちが近づいてきた。「YouTuberですか?」まあ、確かにYouTubeやってるしな、と思って素直に「はい、YouTuberです」と答えると、彼らの目がキラキラと輝き始めた。「すげー!YouTuberだ!」「なんてチャンネルなの!?」「サインください!」気がつけばいつの間にか6、7人くらいの小学生に囲まれて質問攻めにあっていた。

 

 よくお子さんがいる仕事先の人の話を聞くと、子供は暇さえあればYouTubeをずっと見ているなんて答えていたけれど、まさかここまで人気な職業だったと思わなくてビックリした。僕からしてみれば、君たちもGoogleアカウントさえ持ってれば簡単にYouTuberになれるよ!って感じなんだけどね。ほら、あの不登校の少年がいるじゃないですか。

 

 ちなみに、チャンネル名を聞かれたので素直に教えたら「『スケッチブック』ね!家に帰ったら絶対みよう!」と皆で忘れないように復唱しあっていた。僕のチャンネル見て変に社会派思想を植え付けられたら面白いな。もしあなたのお子さんが急にリベラルっぽいことを言い出したらすみません、それ僕のせいです!