文句言ってんじゃねぇよ!

 最初のすったもんだのアレコレがありましたが、なんとか体制を立て直してワクチン接種が加速的に進んでいます。僕は現政権には優しくない方ですが、素直にこれは素晴らしいことだと思います。

 

 さて、大方高齢者への摂取もひと段落ついて職域接種も始まり、しかしフリーランサーとしてダラダラ生きる自分には関係がない話だなぁと思っていたら、台湾人の彼女の職場でも職域接種が始まったそうで、会社の接種方針で僕もついでに受けることができるようです。が、職場での接種は現行モデルナに限られており、色々性能を調べるとファイザーも捨て難いので、接種券が届いてから自治体で接種しようかどうしようか悩むな〜なんてことを抜かしてました。

 

 そうしたら彼女の方から「先進国民の贅沢な悩みだ!台湾では自由にワクチンの選択ができないし、十分な数も足りてないのに!」と怒られてしまい、目から鱗が落ちた気分になりました。厳密には、英語で「That's a First-World problem!(先進国の悩み)」と言われたのですが、「第一世界」という響きの衝撃たるや、確かに台湾含め世界各国にはワクチンが十分に届いていない国があることを考えると大変裕福な悩みであることに気づき、めちゃくちゃ恥ずかしい気持ちになりました。

 

 さらには、接種が進んでいるとはいえ、一部の間でやはり滞っているのは、このような考え方も遠因になっている気がします。本当はどんなワクチンだろうと打てるだけでも恵まれた環境にいるのです。パンデミックを一刻も早く終わらせるための責任ある社会の構成員として、僕もモデルナだろうとワクチンを打つことにしました。みなさんも、機会が来たなら迷わずに打ちましょう!

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