『AIR/エア』でバカにされたゴンザガ大学とは?

 今絶賛公開中の『AIR/エア』でNIKEの重役が次の契約選手をどうするか会議をしている場面(か、その後のトイレの場面だったかな?)で、ソニーがこんな事を言いました。

 

「ゴンザガ大学だって?どこだそこは!職業訓練学校か?」

 

 なお、これはジョン・ストックトンに契約しようという話が持ち上がっている時に、ソニーが呆れて言ったセリフです。ジョン・ストックトンマイケル・ジョーダンとドラフト同期でNBA史上最多アシスト数を誇る偉大な選手であることは間違い無いですが、アメリカで上映された劇場では爆笑だったでしょう。

 

 というのも、ゴンザガはバスケの名門大学として有名で、数多くのNBA選手を輩出しており、なんなら我らが日本のハチ村塁の出身大学でもあるのですが、バスケの強豪校とは思えない「ゴンザガ」という聞き馴染みのない名前がしばしばジョークの対象となるのです。

 

 一番有名なのは、2019年にジミー・キンメルが番組の中で唱えた「ゴンザガという名前の大学は実は存在しない」という陰謀論ですね。この愉快な陰謀論に関しては当時ブログにも書きました。

 

 

 なお、実は僕は八村塁選手が大学生だった頃、僕は取材でゴンザガ大学のあるスポーケンまで訪れていて、映画内でも「ゴンザガはスポケーンにある!」と反論されていたのがなんかちょっと嬉しかったですね!なお、こちらは八村塁選手の出身地が富山じゃなくてTOYOMAと誤植されてしまった八村選手のバナーです。これ、ネットに公開されるのは世界初じゃなかろうか!


 スポーケンは田舎町ではありますが、先住民が多くてカジノが認可されている街でもあります。日本の映画ファンも聖地巡礼に訪れてはいかがでしょうか!