アジア最大級のIMAXスクリーンがある台北のミラマーシネマに行ってきたよ!

 ようやくクリストファー・ノーラン監督作『Oppenheimer』を観てきたっす!映画の詳細は明日(必ず)書くとして、今日は本作を鑑賞した台北ミラマーシネマについて。

 

 実は『Oppenheimer』を観るためだけに海外に行くのは迷ったのですが、嫁さんがちょうど夏に帰省するというので、その都合で台湾に行くことになり『Oppenheimer』鑑賞が叶ったんですね。あと、どうしても台北ミラマーシネマで見たかったのは、僕が調べた限りアジアで最大級のIMAXスクリーン(21m x 28m)だったからです。日本最大のIMAXが池袋グランドシネマサンシャインの18.9m x 25.8mですから、あのGTよりも一回り大きい!

 

 ミラマーシネマは地下鉄文湖線の劍南路駅から出てすぐのミラマー・ショッピング・センター内にあります。イオンシネマみたいなもん。台北市内唯一の巨大観覧車が目印になってます。

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 この施設の6・7階部分が映画館。『Oppenheimer』は台湾でも大ヒットしているらしく、なんなら『バービー』以上にヒットしているようで、IMAXスクリーン前の装飾もこの力の入れ込み具合。クリストファー・ノーランって漢字でそう書くんだね…。

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 もちろん、『バービー』の装飾も展開中。派手で楽しい。観ようと思えば『バービー』も観れたけど、時間もなかったしこの間のTwitterアカウントのやらかしもあって僕は「バーベンハイマー」ハシゴしませんでしたね。こっちは日本で落ち着いてみます。

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 あと、日本では全く公開予定の話も聞かないDC最新作『Blue Beetle』が台湾だともう来週公開になってました。昨今だいぶ改善されたと思ったけど、日本は洋画が公開するのが遅すぎる…。明日帰っちゃうんだけど、もう1週間滞在しようかしら。映画ファンは台湾に移住した方がいいかもですね!

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 ハリウッド映画だけでなく、劇場内で『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』の広告もたくさん見かけた。日本の子供向けアニメは台湾でも大人気。邦画は他にも『#マンホール』が上映されているのを見かけましたね。台湾に住めば邦画も比較的観やすいので、やはり映画ファンは台湾に移住すべきなのでは…!?

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 さあ、こちらがミラマーシネマが誇る、アジア最大のIMAXスクリーン。前から5列目の席だったけど、iPhoneの広角レンズでもスクリーンが収まり切れないほど大きい!大きすぎて、劇場最前列にある、スクリーンに観客が近づくのを阻止するための柵が鑑賞中ずっと視界に入ってしまう。それくらい眼前にスクリーンが広がっている。ちなみに、値段はIMAX 2Dが470NTDなので大体2200円くらい。日本のIMAX料金より若干安いくらいか。余談だけど、この間『トランスフォーマー/ビースト覚醒』をIMAX3Dで観たら3200円もして口が塞がりませんでしたね。

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 あと、僕は海外に行くとなるべく現地の映画館に行くようにしていて、現地ではどのように映画が上映されているのか、どうやって映画が観られているのか観察するのも好きなのだ。アメリカなんかは映画館でスマホをいじる人が多いのでイライラするが、台湾の観客はとてもマナーが良くて安心。場内の様子も大人しく、日本の環境とすごく似ている。*1

 

 ただ、日本と一番違うのはエンドロールに入ってからで、エンドロールが流れると劇場内が明るくなり、観客もスマホの電源を入れたり帰る人が多くなる。ちなみに、このブログでも何回も書いている通り、エンドロールを律儀に最後まで見る人が多いのは日本くらいで、アメリカではポストクレジットシーンがありそうなアメコミ映画以外はすぐに帰ってたし、シンガポールも台湾と同じくエンドロールに入ると電気が点いていた気がする。衝撃だったのはバルバドスで、エンドロールに入った瞬間場内は眩しく明るくなり、プロジェクターとスピーカーの電源が消されて場内で掃除が始まった。エンドロールは見るものじゃなくて、あくまで客に帰ってもらうためにあるんだなぁ…。

taiyaki.hatenadiary.com

 

 あと、上映中の様子じゃないけどカルチャーショックだったのは、なんと個人用カラオケブースが設置されている!カラオケブース自体が衝撃的だったけど、わざわざ映画館に来てカラオケ!でも、アメリカのシネコンでも必ずアーケードコーナーが設置されていたし、海外では映画館は映画を見るためだけじゃなくて複合エンタメ施設として機能しているのかもしれない。

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 最後は少し脱線してしまったけど、皆さんも是非台湾に旅行する際はミラマーシネマに立ち寄ってみてください!

 

 

*1:これが当たり前だと思わないでくださいよ!世界は広い!