バスケとSNSは相性がいい?

 体感としても自国開催とあってか、今年のバスケW杯も日本国内では大変な盛り上がりだったと思います。スポーツバーに行っても必ず放映されていましたし、バスケのルールも曖昧だった人たちも観戦して熱狂していたのが印象的です。

 

 その盛り上がりにある程度貢献したのはSNSだった、といったことが、この記事からも読み取れたこちらの記事が面白かったです。

 スポーツ苦手な僕がバスケというかNBAにハマったのは、バスケットボールというスポーツのエンタメ性にありました。実は「エンタメ性」はNBAが重視しているところで、生中継でも観戦中でも、あの手この手でファンを楽しませようとする作りが随所に見られます。

 

 NBAがまた面白いのはSNSの使い方が抜群に上手いことです。毎日かなりの頻度でスタープレイのハイライトクリップを更新しており、文言もいちいち考え抜かれています。インターネット上のNBA人気の高さは他の米国4大スポーツリーグのSNSフォロワー数と比べても明確で、アメフトよりも断然高い人気を誇っています。

 

 世界で最も競技人口が多いスポーツはサッカーですが、その中でも一番人気が高いリーグであるプレミアリーグも、SNSのフォロワー数はNBAに一歩及びません。

 

 昨日ふとバスケを見ていて思ったのですが、バスケってボールをネットに入れればいいという非常に単純明快なスポーツで、なおかつものすごい速さで攻守が入れ替わり展開が早いスポーツなので、ルールが分からなくても見てるだけで面白い気がします。ビジュアルがわかりやすいスポーツというのはショート動画にうってつけで、バスケがSNS向けなスポーツといえそうですね。

 

 ちなみに、沖縄でのワールドカップは本日の第二ラウンドで終わってしまいました。日本代表の試合も終わり、明日からの決勝トーナメントはフィリピンに舞台が映ってしまいますが、決勝戦は地上波でやるそうなので、是非是非映画ファンの皆さんにもこのビジュアルスポーツの面白さに目覚めてほしいですね!