穴があったら入りたい

 周知の通り3ヶ月前に結婚式を挙げたのだが、一人来れなかった先輩がいる。招待状を送っていたのだが、ものすごく素っ気ない感じで行けない旨を伝えられた。残念だしちょっと嫌な感じだな、と思っていたが、結婚式の準備というのはものすごく大変なので、先輩のことは忘れて何とか式を迎えたのであった。

 

 さて、今日。明後日のSKITBOOKに向けてまたまた忙しく過ごしている。とにかく役者さんが多く必要なコントを撮るつもりなので、LINEの連絡先を片っ端から探していたのだが、結婚式に来れなかった先輩と全く同じ苗字のLINEアカウントを見つけた。なんと、もう一つの苗字の方が先輩のアカウントだったのである。じゃ、僕がLINE送った人は一体誰???

 

 日本では割とありきたりな苗字なので、おそらく何かしらの仕事で出会った人だろう。しかし苗字しかない上に僕が招待状を送るまでなんのメッセージ履歴もないので、一体誰なのかが全く思い出せない…。僕はすごい素っ気ないと思っていた返事も、急にあまり仲良くも面識もない僕から結婚式に誘いが来て、気まずい思いをしながらしてくれた返事だと思うと、ものすごく申し訳ない気持ちになってきた…。

 

 これは多分、今後一生ふとした瞬間に思い出す、顔から出るほど恥ずかしくなるやつである。ちなみに、件の先輩に報告したらめっちゃフレンドリーに笑ってくれました。呼べなくて申し訳ない…。