ふとした瞬間に『アコライト』の感想がTwitterに流れてきて、それで僕は配信が始まっている事を知った。『アコライト』どころか僕の『スター・ウォーズ』は『キャシアン・アンドー』の最終話直前で止まっていて、勿論『マンダロリアン』S3も『アソーカ』も『バッド・バッチ』S2も観ていない。『スター・ウォーズ』が世界の全てだった中学生の頃の自分が聞いたらショックを受けるくらい、『スター・ウォーズ』が僕の日常から離れてしまっている。
たまに映画友達から「『キャシアン・アンドー』(または『アソーカ』など)面白いよ!」などとと聞くけれど、もうそういう問題でもない気がする。これは例えるならば長年連れ添ったけれど、イザコザが度々あってその度に信頼を失い、ふとした瞬間に好意を失って別れてしまった元恋人のようなものなのだ*1。「そういえば最近アイツどうしてんだろ、元気にやってるかな?」ってたまに相手のインスタ覗いちゃう気持ちで『スター・ウォーズ』の新作ニュースや予告編、感想に目に通してる。でも、僕の気持ちを利用されちゃうから、絶対に連絡取っちゃいけないんだな。
ディズニーが『スター・ウォーズ』を買収して以降、かつての愛は憎しみに変わったが、いまやもうこんなエモい(もしくは キモい)感情の境地に辿り着いた。元々、『マンダロリアン』の映画版で僕は『スター・ウォーズ』から一切合切卒業する気持ちだったけれど、そこまで待たなくてもいいかな…。人生は他のことで忙しいんだもの。
*1:まあ、そんなドラマチックな元恋人はいたことないんだけど!