Twitterが死に、僕は32歳になったのだ。

 本日7/25に僕は32歳になりました。そんなめでたい日にイーロン・マスクTwitterを殺してしまったので、本当にろくなことをしないなと思う。(余談だが、「ツイート」はこれから「X」と呼ばれるそうです。バカか!)

 

 「めでたい」と書いたけど、年々書いているように歳を取れば取るほどありがたさは薄れていく。20代後半のように歳をとることに対する焦りはそこまで無くなったけれど、365日あるうちのただの1日感が強い。お祝いのメッセージを受け取るのは嬉しいけれど、子供の頃に抱いていた特別感はもうない。先月からずっと奥さんに「誕生日に何がしたい?」と言われ続けていたけど、ステーキを食べるくらいしか思い浮かばなかった。

 

 脂っこいラーメンはもう食べれる気がしないし、ゲームをちょっとやっただけで目は疲れるし、腰も最近ずっと痛いし、髪はまだ全然大丈夫なのだが何故かヒゲだけに白髪が生えてきた。撮影現場に行けば「まだ若いですよ、これからですよ!」なんて言われているけど、自分の若さについてはちょっともう疑心暗鬼なところがある。今日誕生日ケーキの蝋燭を吹き消した時に、頭の中で真っ先に出てきたバースデーウィッシュは「健康」だったよ!

 

 でも、多分5年後くらいにこのブログ記事を読み返して「あの頃はまだ若かったな」と感慨に耽る自信もある。いまや80はもちろん90まで生きるのが当たり前の時代なので、まだ人生の折り返し地点にすら辿り着いていないのだ。だからまだ若さとか老いを悟るには若造すぎる気がする。ピチピチの大学生のくせに「ウチら歳をとったね〜!」などと飲み会で調子に乗っているガキンチョと変わらないのだ。

 

 要は30代ってちょっと狭間というか何かと中途半端な年頃なのだが、平穏に32まで生きられたことをありがたく思える年頃でもある。なんとなく世の中のことをわかった気でいるが、まだ知らないことだらけなのだ。何が言いたいんだかわからないが、30代なんてこんなもんである。また来年同じように取り留めもない文章が書けるように、平穏にこの1年頑張っていきたい所存である。