『ミュータント・タートルズ/ミュータント・パニック!』にぶっトんだ!!

 今日は『ミュータント・タートルズ/ミュータント・パニック!』を観にいったんですよ。

 

 ちなみに、Googleで上映時間を調べた時に表示された、TOHOシネマズ新宿の吹き替え16:20の回バルト9字幕16:20の回を勘違いして買ってしまい、そのことを上映開始30分前にTOHOシネマズで待機している時に気付きました。僕はどうしても字幕版が観たかったので、そのまま急いでバルト9まで行ったんですが、今日は映画サービスデーで1300円で観れるはずが、結局倍額のチケット代となってしまいましたよ…。

 

 

 まあ、そんなことはさておいて!『ミュータント・パニック!』のビジュアル表現には度肝を抜かされました。『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』もビックリしましたけど、本作は『アクロス・ザ・スパイダーバース』に迫るアートだと思いました。調べたら監督は怪作『ミッチェル家とマシンの反乱』を手がけたジェフ・ロウだったそうで、『ミッチェル家〜』も凄くカオスでトリッピーで楽しい作品でしたが、その表現を更に推し進めたのが『ミュータント・パニック!』だと思います。

 

 ちなみに、本作をプロデュースしているのはセス・ローゲンです。そしてセスがプロデュースしているからこそ半ば確信的に言いますが、本作のビジュアルがこんなにもサイケデリックで風変わりなのは、おそらく家でハッパ吸いながらキメて観ることも想定されているからでしょう。セスは同じく自身のプロデュース作の『スモーキング・ハイ』がNetflixで再配信された際、「俺たちの制作意図通り、ソファーに座ってマリファナ吸いながら観ることができる!」とツイートしていました。

 

 実際、軽く漁ったところ英語圏のレビューでも本作のドラッギーでサイケデリックな映像表現を指摘したものが複数ありました。

 

 そんなことは置いておいても、『ミュータント・パニック!』はとにかく視覚的に観客を楽しませようという工夫や表現が素晴らしく、それだけでも一見の価値がある作品です。しかも、ストーリー部分もグッとくるものが多く、本作を観るだけで救われる多感なティーンはこの世にいっぱいいるんじゃないでしょうか。ということで、オススメです!