京都の苦い思い出

 今家族の所用で京都に来ています。(明日帰りますが)実は、去年僕は仕事で夏に1ヶ月間ほど京都に滞在していました。すごく予算のある現場だったので、めっちゃいいホテルで1ヶ月滞在だったので、凄くテンションが上がったのですが、2週間目に僕はコロナに罹患しました。

 

 当時、コロナに罹ると京都市が指定する療養所へ移らないといけなかったのですが、感染者数があまりにもいっぱいだったので僕は自分のホテルで待機してました。熱と咳にうなされ3日、すっかり症状が治ったところで療養所となるアパホテルに移送されました。

 

 アパは僕が泊まっていたホテルより1/3くらいの大きさで、しかも当然一歩も部屋の外へ出ることを任じられておりました。元気になってからのアパホテルでの監禁生活は辛く、コロナでの辛さよりも精神的なキツさでどうにかなりそうでした。しかも、撮影の本隊は京都でのロケを終わって東京に戻っていたので、僕だけ京都に取り残されました。シャバに出た時の光景は『ショーシャンクの空に』のようで、忘れるはずもありません。

 

 僕にとって京都はそんな苦い思い出のことばかり思い出される忌まわしい土地になってしまいました。当時のブログ記事を探れば当時の機体心境を綴られた日々が見つかるかもしれませんが、おすすめはしません。