ここ2週間の僕は、珍しく毎日仕事に出ていて、空き時間はとかくNBAの試合やスーパープレー動画を観ており、自分でもビックリするくらい映画から離れた生活を送っていまして、慌てて昨日今日映画を観たくらいです。(ちなみに、今日は鈴木清順の『春婦傳』を観たのですが、これがとてもよかった)
僕の去年からの急なNBAの入れ込みようは、Twitterでも皆さんお気づきかもしれません。(興味のない方にはただうるさいだけだと思うので、それは本当にすみません)今はプレーオフという、レギュラーシーズンで好成績を残したチーム同士のトーナメントが行われているので、余計にNBA熱が上がっております。で、今日ふとロケッツVSサンダーの試合を見ているときに気付いたのですが、コートに「Disney+」のロゴがデカデカと記されているんですね。
実は、コロナで一旦中断されたNBAは今、フロリダ州オーランドのディズニーワールド内にあるESPNワイド・ワールド・オブ・スポーツ・コンプレックスという複合スポーツ施設にて出場チームがすべて集結して無観客で試合が行われています。他にも候補地としてはラスベガスがありましたが、ESPNはNBAを全米中継しているので、お得意さんとしてこちらの施設が選ばれたようです。
ちなみに、もちろんESPNはディズニー傘下のスポーツ局です。お分かりでしょうか。今やピクサーもマーベルもルーカスフィルムも20世紀フォックスも全てディズニーマネーで、去年の全世界興行収入トップ10のうち7本*1がディズニー映画、という末恐ろしいモノポリー状態が起きています。僕はブログでもTwitterでもこうしたディズニーの資本主義的姿勢には常々批判的に書いてきましたが、新しくできた趣味のNBAですらディズニーの影響下にあるということに「Disney+」のロゴを見て気付いてしまい、ゾッとしてしまったのです。
そんなことを思いながら、今日も仕事から帰宅して、たまたま昨日購入した『キングダムハーツIII』のDLCをプレイしていたら、これもディズニー関連作だった!ということに気付きました。こ、怖い、エンタメのどこにでも浸透してやがる!