台湾旅行記 vol.6

1月6日

 板橋のホテルをチェックアウトし、ブランチに台北にあるカフェでブランチを食べる。インスタ映えするようなオシャレカフェで、ここもお皿が可愛かった。料理は正直普通だったけどね。f:id:HKtaiyaki:20230112224711j:image

 

 台湾は可愛いで溢れている。これは電車内のマナー広告で、混雑時にリュックを背負わないようにしましょう、といってるやつ。義妹のアメリカ人のボーイフレンドは、「アジアに来たという実感があるのは、こういう可愛い系の広告を見た時」と言っていたが、確かにアメリカだとこういうのは一切見ないね。大体HelveticaとかFuturaのフォントででっかく文字が書かれてるだけだもんね。

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 飯を食った後は台北市観光へ。まずは台北の中でも歴史的な街である萬華地区にある剥皮寮へ。台湾は統治者がコロコロ変遷した国で、オランダや中国、日本からの文化の影響を感じ、街並みも西洋と中華と和風をミックスしたような独特な雰囲気だ。この地区は煉瓦造りで西洋文化の影響を強く感じる。

 

 次は台湾を代表する龍山寺。祈ってる人が床に何かを落とし続けているので、何かと思ったら「ポエ」という占いらしい。参拝者は祈りながら貝を模した石を床に落とし、それが二つとも同じ面を向いたら「はい」、バラバラなら「いいえ」と神が質問に答えてくれるらしい。3回まで祈れるとのこと。へ〜、面白い。

 

 その後は義妹の友達が合流し、迪化街を案内してくれた。その友達はちょうどツアーガイドの仕事をしているので、この迪化街の色々なおすすめのお店を教えてもらってまるで無料の観光案内だ。なお、今の時期は旧正月に向けて「年貨大街」が行われている。市場があちこちで開かれ、客でゴッタ返している。ちょうどコロナで2年間禁止されていたが、今年から解禁になったみたい。溜め込んだエネルギーを感じるような賑わいだった。

 

 さて、台北を遊び尽くしたところで、また1時間ほど鉄道に乗って今度は温泉街である宜蘭へ。台湾にも日本式の裸で入れる公共風呂があるんだね。ホテルもびっくりするくらい広くて豪華で、ニンテンドースイッチまで各部屋に備え付けられていて驚いた。f:id:HKtaiyaki:20230113005612j:image

 

 一休みしたら夜の街へ。台湾は大都市以外、基本的に車がないと生活が厳しそうだが、流石にこの辺りは観光地として歩けばいろんな屋台やお店に出会える。美味しい魯肉飯を食べたけど、これが25NTD(100円)!あまりにも美味しかったので、持ち帰りでもう一つ頼んだけど、このあと義妹のアメリカ人のボーイフレンド(いちいち長ったらしいな!)に飲まされすぎて、食えなかったんだよな。台湾は気候が暑いので、冬でも食べ物を残してしまうとすぐに腐ってしまうみたい、トホホ…。

 

 そう、この日が台湾でのブログ更新を休んだ曰く付きの一夜であった。女子たちは先に部屋へ帰り、男と男で顔を合わせて色んな話をした。最初はイケすかないと思っていたが、この日に打ち解けたのだった。酒はコミュニケーションツールとして大事だな。