いよいよMCUから卒業してしまうかもしれない…

 いよいよ来週MCU最新作『マーベルズ』が公開されるが、観ようかどうか迷っている。これは個人的にはかなり大きなことで、僕はこの15年もの間マーベル作品が公開されると何も考えずに足を運んできたからだ。

 

 主な大きな原因は、『シークレット・インベージョン』を観ていないから、というのが大きい。僕は性格上、シリーズ作品は順を追って必ず観たいと思っているし、しかもどうも『マーベルズ』と『シークレット・インベージョン』は密接に関わっていそうだ。

 

 じゃあ、『シークレット・インベージョン』を観始めればいいじゃないか、と解決策は簡単に思えるが、そもそも食指が動かない。『シークレット・インベージョン』だけでなく、実は『マンダロリアン』S3や『アソーカ』も観ていないし、なんなら『キャシアン・アンドー』だって観終わっていない。仕事が忙しかったから、というのは勿論あるが、でも『デイブ』S3とか『ベター・コール・ソウル』とかは家に帰ってから観ているんだよな。

 

 

 一つ確実言えるのは、僕がMCUやSWに対しての熱意をかつてほど感じなくなってしまった、というのはある。『キャシアン・アンドー』なんて観るのが苦痛で仕方がなく、20年代に入ってからMCUなんて愚痴を言わずに観れたことがない。ハリウッド大作に興味がなくなったかと聞かれるとそうでもなく、むしろどんなに忙しくても大味な作品は必ずスクリーンで見に行っている。SWとかMCUとか、ファンダムが濃いシリーズにもう体がついていけなくなったのかもしれない。

 

 これはこれで、ものすごく悲しいことだ。さっき書いたように僕は15年もMCUに時間とお金を費やして、SWに至っては物心着いた時から愛していたはずのシリーズだった。でも、こうした瞬間はふと訪れてしまうものなのだろう。『SW』はせめて今製作中の新作3本を見届けたら引退しようと心に決めている。

 

 まあ、たいそうなことを書いておいて、なんだかんだ『シークレット・インベージョン』を頑張って消費してから『マーベルズ』は観に行く気がするな。でも、かつてほどのワクワクはもうない。永遠に終わらないフランチャイズをトレンドにしてしまったディズニーの罪は深いよ。